ORS 2026 Annual Meeting参加記ならびにICORS Best Poster受賞報告
更新日 2026.4.5
この度、2026年3月27日〜31日、米国ノースカロライナ州シャーロットにおいて開催され
たORS (Orthopaedic Research Society) 2026 Annual Meetingに参加させていただきました
ので、ご報告差し上げます。本学会は整形外科基礎研究における世界最大規模の国際学術
集会であり、世界各国から多数の研究者・臨床医が集います。
今回の参加は、ICORS(International Combined Orthopaedic Research Societies:国際整
形外科研究学会連合)のBest Posterセッションへの推薦によるものです。ICORSは日本整
形外科学会(JOA)をはじめ、ORS・欧州整形外科研究学会(EORS)等を加盟団体とする
国際連合組織であり、ORS年次集会の会期中にICORS Best Posterセッションが設けられ
ています。今回は昨年10月の第40回日本整形外科学会基礎学術集会での最優秀ポスター賞
受賞を経て、日整会よりご推薦・ご支援をいただき参加の運びとなりました。
発表演題は千葉大学イノベーション再生医学教室との共同研究「ヒトiPS細胞由来巨核球
・血小板製剤(iMP)のラット変形性膝関節症モデルにおける疼痛行動・炎症抑制効果」で
あり、iMPの関節内投与が疼痛改善および炎症性サイトカイン・神経疼痛マーカーの発現
抑制をもたらすことを報告しました。
今学会では、国内外の整形外科・基礎研究分野の諸先生方と大変有意義な交流の機会を
得ることができました。獨協医科大学整形外科学教授 高畑雅彦先生、東海大学医学部付属
病院整形外科教授 酒井大輔先生とお会いでき、臨床・研究両面にわたる貴重なご意見をい
ただきました。また、千葉大学からミネソタ大学へ留学中の岩田先生とも現地でお会いで
き、海外研究留学のリアルな実情や今後の展望についてお話を伺うことができました。
さらに、Duke大学に留学中の昭和大学 石川紘司先生、スタンフォード大学留学中の九州
大学 広瀬先生、琉球大学 伊藝先生からも、米国トップ研究機関での研究環境や留学経験
について貴重なお話を伺う機会がございました。世界を舞台に活躍されている日本人研究
者の皆様のご姿勢に大いに刺激を受け、自身の研究・キャリアを見つめ直す契機ともなり
ました。
このような栄誉ある賞をいただけましたのは、日頃よりご指導・ご支援を賜っておりま
す大鳥精司教授、志賀康浩先生をはじめ、千葉大学整形外科学教室およびイノベーション
再生医学教室の先生方の温かいご指導とご協力の賜物であり、心より深く感謝申し上げま
す。
今後もさらなる機序解明を進めるとともに、変形性関節症に対する新規治療法の開発へ
と発展させるべく、研究を推進してまいります。引き続き、ご指導ご鞭撻のほど何卒よろ
しくお願い申し上げます。
【写真1】左から:岩田先生、酒井大輔先生、Bernd Grimm, MEng, PhD(ICORS
President / European Orthopaedic Research Society)、鈴木徳孝、高畑雅彦先生
【写真2】左から:鈴木徳孝、岩田先生、広瀬先生、伊藝先生
【写真 3】岩田先生に走らされた私
【写真 4】シャーロットのラーメン





