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平成29年 日整会親善サッカー大会3位入賞

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第56会日本脊髄障害医学会 学会奨励賞臨床部門 受賞記

三浦 正敬(H28卒)

Automated detection of cervical ossification of the posterior longitudinal ligament in plain lateral radiographs of the cervical spine using a convolutional neural network
Sci Rep 2021 Jun 16;11(1):12702. doi: 10.1038/s41598-021-92160-9.
頚椎単純X線像を用いた人工知能による頚椎後縦靭帯骨化症の自動診断

この度、第56会日本脊髄障害医学会学会奨励賞(臨床部門)を受賞いたしましたのでご報告申し上げます。

2021年11月18日(木)〜19日(金)に第56回日本脊髄障害医学会が完全web開催で会長の獨協医科大学排泄機能センター 主任教授 山西友典先生のもと開催されました。

日本脊髄障害医学会は、整形外科・脳神経外科・脳神経内科・泌尿器科・リハビリテーション科等が合同で、脊髄損傷や脊髄症等の脊髄障害に対して多角的に議論するユニークで伝統ある学会です。私としても、成田赤十字病院に在籍していた整形外科医2年目の2017年に症例発表をした大変思い入れのある学会です。2018年には学会50周年記念誌も発行され、学会の発展の歴史を興味深く拝読させて頂きました。このような伝統ある学会の栄えある賞に選出頂き、大変光栄に存じます。

今回の研究は、厚生労働省の難治性疾患政策研究事業 脊柱靭帯骨化症研究班のプロジェクト研究のひとつとして行いました。研究班長の筑波大学整形外科教授の山崎正志先生にご発案いただいた研究となります。本研究の概要は、頚椎単純X線の頚椎後縦靭帯骨化症・頚椎症・正常例の鑑別診断能を、人工知能(AI)と脊椎脊髄外科指導医の間で比較するというものです。協力施設の脊椎脊髄外科指導医の先生方に画像読影を行って頂きました。結果としては、正解率はAIが最高値で、統計学的にもAIは指導医と同等以上の精度で鑑別診断が可能でした。本研究結果が今後の頚椎後縦靭帯骨化症の早期発見・脊髄損傷の発生予防につながることを祈念しております。

本研究にご協力いただきました筑波大学、北里大学、東京医科大学の先生方にはこの場をお借りして深く感謝申し上げます。研究およびAIのプログラミングの大部分をご指導いただいた牧聡先生、また、発表の直前までスライドおよび発表のブラッシュアップをしてくださった脊椎脊髄外科班の先生方に心より感謝申し上げます。

医療におけるAI研究は今まさに黎明期にあり、今後も様々な分野で研究・臨床応用が進められていくと考えられます。AI技術が更に一般化して広がり、万人が自在に利用できる日が来ることを願っています。今回の受賞を励みに、脊椎脊髄研究の発展に貢献できるように力を尽くしていきたいと思います。この度は誠にありがとうございました。
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令和3年度日本整形外科学会奨励賞 臨床研究部門 受賞記

吉野 謙輔 (H21卒)

Anatomical Implications Regarding Femoral Nerve Palsy During a Direct Anterior Approach to Total Hip Arthroplasty: A Cadaveric Study
J Bone Joint Surg Am. 2020 Jan 15;102(2):137-142.

 このたび、令和3年度の日整会奨励賞 臨床研究部門を受賞しましたのでご報告いたします。

 私の受賞対象は大学院在籍時に行った、大腿神経と寛骨臼前面の解剖学的位置関係を屍体で検討した研究です。人工股関節置換術の合併症の一つとして注目されている大腿神経麻痺は寛骨臼前面にかけるレトラクターが一因とされており、本研究では設置が危険な位置とその距離の詳細、またリスク因子を報告致しました。本研究結果が大腿神経麻痺発症の低減につながる一助となることを祈念しております。

 例年対面にて行われている口頭発表の選考試験が、本年はコロナの影響でオンライン発表となりました。留学中の立場としては嬉しい反面、苦手なプレゼンテーションをオンライン上で行うことに大きな不安もありました。発表に先立って予行演習を行い、大鳥先生、中村先生、萩原先生、瓦井先生にブラッシュアップのアドバイスを頂けたこと、心より感謝いたします。また選考当日までの約1ヶ月間、子供が寝てから連日のようにzoom経由でプレゼンの練習相手になってもらい、率直なフィードバックをしてくれた妻にはこれまで以上に頭が下がる思いです。おかげで発表当日は自己ベストのプレゼンテーションと質疑応答が出来た実感がありました。

 日々医局HPでアナウンスされる、同門の先生方(特に後輩)のご活躍を見ながら、自分ももっと頑張らねばといつも刺激を受けております。今回の受賞を励みに今後も微力ながら医学の発展に寄与し、医局に貢献できるような研究を行って参りたい次第です。この度は誠にありがとうございました。
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第48回日本股関節学会学術集会に参加して 
フレッシュマン 八本直季

 この度2021年10月22・23日に奈良県コンベンションセンターにて開催された第48回日本股関節学会学術集会に参加し、発表の機会をいただきましたのでご報告させていただきます。

私は骨盤放射線照射歴のある方のTHA後坐骨神経麻痺を生じた症例について発表させていただきました。THA後の合併症については、解剖やアプローチ、手技などにフォーカスした発表も拝聴でき、より理解が深まりました。

今年はwebと現地でのハイブリッド開催ということで、例年ほどの人出ではなかったようですが、発表や議論の空気感を現地で体感でき大変刺激になりました。私自身は初めての学会参加、発表でしたので思い出深い学会となりました。

最後になりますが、このような発表の機会を与えてくださり指導をしてくださった萩原茂生先生、瓦井裕也先生、正田純平先生、股関節グループの先生方にこの場をお借りして御礼申し上げます。
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科MySpine Cervical®手術の見学報告&富山マラソン完走記
      西能病院 整形外科
平成30年卒 福島 駿

 富山大学整形外科へ手術見学に行ってまいりましたのでご報告いたします。
 現在私は同門の山田均先生、堂後隆彦先生、西能健先生が勤務される富山県西能病院で研修を行っております。当院には以前から富山大学整形外科川口善治教授が診療に来られており、頸椎後方固定術の最新手技に触れる機会をいただき西能先生とともに行ってまいりました。
 症例は70代男性、すべりを伴い動揺性、後弯とともに多椎間狭窄を呈している頚椎症症例でした。頚椎後方固定には、簡便なlateral mass screw法、固定性は良いが血管損傷などのリスクがはらむpedicle screw法、そして同門の新籾先生が考案されたparavertebral foramen screw 法(PVFS)などが広く行われています。screwを安全に迅速に設置するには、c-armやo-armを駆使して(被曝時間が問題)行われている施設が多く、一部ではnavigationを用いることも多くなってきていると思います。今回はmyspine cervical (medacta社)システムという、術前CT画像を3D構築し各椎体、それも左右それぞれにオーダーメイドガイドが作成され、それを術中に棘突起-椎弓にぴったり設置(「シンデレラフィット」と言うそう)できれば、椎骨動脈を確実に避けスクリューが挿入できます。ガイドに従いドリル・タッピングをするので被曝時間が少ないこともメリットです。シンデレラフィットを得るためには丁寧な展開(棘突起間靭帯など微細な軟部が残存していると安定しない)が求められます。スムーズでストレスのないスクリュー挿入の手技に、本技術がこれからますます広く普及する可能性を強く感じました。当院では頚椎後方固定は積極的に行っていないこともあり、今回の経験は非常に貴重な機会でした。
 整形外科手術は昨今急速にナビゲーションやロボットが現場に導入し始めています。当院でも近日中に人工関節手術支援ロボットが導入される予定で非常に楽しみです。このような最新技術に常に触れ、経験を重ねていくことは今後手術に携わる整形外科医にとって重要なことであり、これからも精進を重ねていきたいと思います。
また、私事ではございますが、西能病院に赴任させていただいてから、上級医の先生のお誘いもあり富山マラソンに向けての練習を始めました。何を隠そう今回お世話になりました川口教授とはランニング仲間でもありまして、時折ご一緒に早朝ランニングをさせていただき富山の街中を案内してくださいました。そんな練習の成果もあり、何とか富山マラソンを完走することができました。西能病院でなければ得られなかったであろうこの貴重な辛く楽しい経験も、今後の医師人生の糧にしていきます。
 最後になりましたが、お忙しい中貴重な機会をいただきご対応いただいた富山大学整形外科の川口善治教授、牧野紘士先生、二川隼人先生にこの場をお借りして深く御礼申し上げます。残り少ない富山での研修生活、さらにエンジン全開で頑張りたいと思います。
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第70会東日本整形災害外科学会アウォードセッション優秀講演賞を受賞して

2021年9月17-18日に開催されました第70会東日本整形災害外科学会でアウォードセッション優秀講演賞を受賞致しましたのでご報告致します。私の演題は「術前の仰臥位と立位間の腰椎前彎角の差異(Difference in lumbar lordosis: DiLL)が単椎間TLIF術後のLLと術後成績に及ぼす影響」です。

本研究は東千葉メディカルセンター研修中に青木保親先生ご指導のもと、2020年度教室例会で発表させていただき、SPINE誌に投稿した「DiLLと術後成績の関連」とSpine Surgery and Related Research誌に投稿した「DiLLと術後アライメント矯正の関連」を合わせた内容です。

立位と仰臥位で脊椎アライメントが変化することは以前から知られておりました。一方でその変化と腰椎手術術後アライメント、成績との関連はわかっておらず、本研究は単椎間椎体間固定術患者を対象とした研究でした。
本研究を通して、仰臥位と立位の腰椎前彎角の差異:DiLLが単椎体間固定術の術後アライメント、術後遺残症状を予測する因子であることが明らかになりました。
腰椎手術術前に施行する可能性が極めて高い検査である立位単純X線、仰臥位CTで簡便に計測できる有用な指標と考えております。

学会はハイブリッド開催で行われ、私はWeb登壇で計3演題についてアウォードセッションで口演発表をさせていただきました。同年代の先生方に囲まれた発表は大変刺激になる貴重な機会でした。
昨年度研修させていただいた東千葉メディカルセンターでは青木保親先生、中嶋隆行先生を中心にローテーターのコロナ禍での学術活動を手厚く支援いただき、東日本整形災害外科学会でのアウォード獲得を東千葉メディカルセンター整形外科の目標として掲げローテーター全員で取り組ませていただきました。数ある演題の中からこのような光栄ある賞を受賞でき、目標を達成できたことを嬉しく思っております。
ご指導、ご協力いただいた全ての東千葉メディカルセンターのスタッフの皆様、切磋琢磨させていただいた当時のローテーターの先生方、誠にありがとうございました。
今後とも精進致しますので、ご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い致します。

県立佐原病院 大山秀平
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学会情報

令和3年度教室例会
2021年12月3日(金)

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