第51回ISSLS(The International Society for the Study of The Lumbar Spine)参加記
更新日 2025.5.22
この度、2025年5月12日から5月17日までアメリカ合衆国 アトランタ市で開催されました第51回The International Society for the Study of The Lumbar Spine(ISSLS:国際腰痛学会)に参加致しましたので、ご報告申し上げます。千葉大学整形外科の一員として、この権威ある学会に参加できたことを大変光栄に思います。
各国より熱意ある脊椎外科医たちが集い、素晴らしい発表と実りあるディスカッションが繰り広げられ、非常に刺激的で有意義な1週間でした。
千葉大学整形外科からは大山秀平先生、鈴木徳孝先生、水谷雅也先生、心理士の清水啓介先生がOral session、武田昂典先生、わたくし飯田昂大がSpecial posterをそれぞれ発表の機会をいただきました。英語でのプレゼンテーションとディスカッションに苦戦しましたが、千葉大学整形外科を世界へアピールできたのではと思います。
他国の方々によるプレゼンテーションはもちろんでしたが、私個人としては日本の他大学の先生方のプレゼンテーションやバンケットでの交流の様子が非常に印象的でした。素晴らしい研究の堂々とした発表、アウティングやバンケットで他国の先生方と積極的に交流される様子やその姿勢には感銘を受けました。さっそく国内学会から同じ姿勢で臨めるよう気を引き締めて参ります。
学会場外については、3日目の午後には素晴らしいアウティングがあり、アメリカ最大の水族館であるジョージア水族館で、巨大な水槽で様々な生物が悠々と泳ぐ姿を見ることができました。そのあとは地元球団であるAtlanta Braves vs. Washington Nationalsの試合をBravesの本拠地であるTruist Parkで観戦することができました。試合は逆転に次ぐ逆転で非常に盛り上がり、ビールを片手に球場の熱気を味わうことができました。
最後になりましたが、このような貴重な機会を与えていただいた大鳥精司教授、脊椎グループの先生方、青木保親先生をはじめとした東千葉メディカルセンターの先生方、そして留守を預かっていただいた大学院の先生方、フレッシュマンの先生方、病棟のスタッフの皆様に深く感謝申し上げます。今後ともご指導ご鞭撻の程、何卒よろしくお願い申し上げます。