聖隷佐倉市民病院 病院長就任のご挨拶
更新日 2026.1.5
― 千葉大学同門の皆様へ ―
謹んで新春のお慶びを申し上げます。
このたび、鈴木理志前院長の後任として、2026年1月付で聖隷佐倉市民病院の病院長に就任いたしました。
2004年の当院開設時、私は第2代病院長である恩師・南 昌平先生(現 名誉院長)のもとで当院に赴任いたしました。以来、千葉大学同門の多くの先生方とともに、この地で地域医療に携わってまいりました。私たちが大切にしてきたのは、「地域を大切にし、患者さんを大切にする」という想いです。このたびそのバトンを受け継ぐこととなり、改めて身の引き締まる思いでおります。
現在、当院整形外科は100床を超える入院患者を有し、連日手術を行う診療体制を維持しております。こうした診療を継続できておりますのも、日頃より多くの患者様をご紹介くださっている同門の先生方、ならびに地域の先生方のご支援があってこそです。現場を支える当院スタッフ一人ひとりの尽力も含め、この「つながり」に心より厚く御礼申し上げます。
当院の強みは、医師のみならず看護師、リハスタッフをはじめとする多職種が密に連携し、新たな取り組みにもスピード感をもって挑戦できる「フットワークの軽さ」にあります。こうした活気ある診療・研究環境は、大鳥精司教授をはじめとする医局の多大なるご理解とご支援により、優秀で意欲あふれる若手医師を継続して派遣していただいているからこそ成り立っています。
その結果、臨床のみならず学術活動も病院全体として活発に行われており、昨年度は当科から23編の英語論文を発表することができました。その多くにおいて、派遣された若手医師が筆頭著者を務めており、指導医や多職種スタッフの支えのもと、着実に成果を上げてくれています。
私にとって何よりの喜びは、当院で研鑽を積んだ若手医師たちが確かな成果を上げ、一回りも二回りも成長して次のステージへと巣立っていく姿を見ることです。病院長という立場にはなりましたが、私自身はいまも現場に立つ一人の臨床医です。今後も派遣していただいた若い先生方とともに、臨床の現場で汗を流し、活発な議論を重ね、スタッフ一丸となって研究活動にも継続して取り組んでいきたいと考えております。
同門の先生方が安心して患者様を託すことのできる病院であるとともに、地域に貢献し、「若手医師が存分に力を発揮し、成長できる病院」であり続けられるよう、職員一同、全力を尽くす所存です。
今後とも変わらぬご指導、ご鞭撻を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
2026年1月
聖隷佐倉市民病院
病院長 小谷 俊明



