入局一年目、仕事に育児に奮闘中です
更新日 2019.3.13
初めまして。平成28年卒の山川奈々子(野村奈々子)です。出身大学は千葉大学です。
大先輩に続いてのコラムとのことで、緊張しております。
ご参考までに、これから主に私の家庭と仕事についてお話ししようと思います。
私は一浪で千葉大学に入学、卒業し、平成30年に千葉大学整形外科に入局しました。私が整形外科を専門として選んだ理由は、整形外科医の父に影響されたことと、せっかくなら外科医になってみたいと思ったからです。
私は入局までに2回出産し、キャリアの中ではかなり早めとなりましたが、特に学年等は遅れることなく経過しています。(初期研修は病気など、理由を問わず3ヶ月までは休むことができる制度があります。ただ変わる可能性はあるので確認してください)
子供を持ちながら働くのは大変なこともありますが、周りのサポートもあり割と何とかやれており、現在も3人目を妊娠中です。
職場が異動になることも多いですが、どこでもご理解とご配慮をいただき、今のところ、二人の子供を育てながら妊娠中で働くことでは、あまり困っていません。
周囲の先生方とスタッフには感謝しきれません。いつもありがとうございます。
整形外科は男性が多い診療科ですが、それが結構いいのではと思っています。そもそも比率として女性が少ないので、産休のタイミングが重なることもないですし、子供の急な熱発などで仕事を休むときもカバーしてもらえる余力があるように思います。
特に女性の先生方や医学生の方には結婚・妊娠・出産に関心がある方は多いと思います。
これらのことを意識して進路を考えることも多いと思いますが、子育てが忙しい時期は実は数年です。子供たちが小学生になっても、私達は何十年も医師として働き続けるわけです。
どの診療科を進路に選ぶにせよ、子育てで大変な時期は必ずあると思います。どう転んでも大変なのであれば、シンプルに自分のやりたいことを選ぶのが良いのではないでしょうか。
皆様の進路に、整形外科を一考していただければ幸いです。
写真1:3歳の長男と2歳の長女。
大きくなるのはあっという間です。
写真2:毎年クリスマスは結婚式を挙げた式場で食事をしています。
主人は写りたくないとのことで、カットしています。