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Spine Across the Sea 2024 参加記

更新日 2024.8.16

成田赤十字病院 脊椎脊髄センター
白谷悠貴

2024年7月29日から8月1日まで、ハワイ諸島のカウアイ島で開催されたSpine Across the Sea 2024に参加して参りましたので報告申しげます。Spine Across the Seaは、アメリカのNorth American Spine Society (NASS)と日本の脊椎脊髄病学会(JSSR)が3年に一度、両国の中間点であるハワイ諸島で合同開催している脊椎の学会です。

千葉大学と関連病院からは、大鳥精司教授、三浦正敬先生(H26卒・熊谷総合病院)、丸山隼太郎先生(H28卒)、北川恭太先生(H29卒)、白谷が参加しました。

会場はメイン会場が1つとポスター会場1つでありましたが、いずれのセッションも多くの先生が強い関心を持ちながら熱心に発表を聴き、質疑応答する姿が印象的でした。

脊椎診療に関する研鑽はもちろんのこと、会場の内外で、他大学の先生とも交流をすることができたことも貴重な経験であったと考えます。

カウアイ島は、ハワイ諸島の中でも特に自然の豊かな島であるとの評判でしたが、学会の合間には、息を呑むような景色を楽しむことができました。残念ながら私はお目にかかることはできなかったのですが、ビーチではウミガメと出会うことも少なくないとのことです。

今回の参加にあたり、まずはじめに、日頃より医局員一同をご指導いただいている大鳥精司教授に暑く御礼申し上げます。

また演題のご指導をいただきました上司の古矢丈雄先生、牧聡先生、出張に際してご配慮いただいた勤務先の先生方にこの場をお借りして感謝申し上げます。

 

演題一覧 (筆頭演者のみ記載)

 

Sympodium

Seiji Ohtori, Surgical Results and Complications of Oblique Lateral Interbody Fusion at L5-S1 in 300 Cases Based on Japanese Registry.

Podium presentation

Kyota Kitagawa, Development of a Web Application for Predicting AIS at Discharge in Spinal Cord Injury Patients: A Machine Learning Approach.

Yuki Shiratani, Effects of Decompression Surgery and Erythropoietin Combination on a Rat Model of Compressive Myelopathy.

ePoster presentation

Juntaro Maruyama, Posterior Decompression and Fusion for Thoracic Spine Ossification: A 10-Year Follow-Up Study.

Masataka Miura, 10-year long-term outcomes of posterior lumbar interbody fusion (open-PLIF).

Yuki Shiratani, Clinical features in the diagnosis of thoracic spinal cord tumors - The trend toward much misdiagnosis and later identification.

Yuki Shiratani, Postoperative Complications in Anterior Cervical Surgery: Is there a Higher Incidence of Dysphagia and Respiratory Complications with Long-Segment Anterior Cervical Surgery.

  • (写真1) ePoster会場での集合写真です。左から北川恭太先生(大学)、三浦正敬先生(熊谷総合病院)、白谷、丸山隼太郎先生(大学)。
  • (写真2) 参加者皆でレストランに行き、大鳥教授にご馳走いただきました。最高の景色と共に充実した時間となりました。
  • (写真3) 同レストランの名物の魚料理とレストランからの景色です。