整形外科 Cadaver Workshop in Chiba <Shoulder &Elbow>
Basic CAL course
更新日 2024.7.19
令和6年7月13日 開催
令和6年7月13日に整形外科1年目の専攻医(31名)を対象として、整形外科 Cadaver Workshop in Chiba <Shoulder & Elbow> 〜Basic〜が千葉大学clinical anatomy laboratory (CAL)にて開催されました。
肩・肘疾患は非常にありふれた疾患で多くの患者様がいるため、その理解は非常に重要です。肩・肘関節は元々動きが大きい関節で、かつ日常生活の中で多様な動きを必要とするため、その機能がより重視されるという特徴があります。そのため、解剖学的な理解や治療方法(手術方法を含む)が非常に重要です。今回のワークショップでは、肩・肘関節周囲の基本的な解剖から、骨折の基本的な手術手技(鎖骨骨折や上腕骨頚部骨折、肘頭骨折に対するものを中心に)を習得することを目標に講義と実習を行いました。肩・肘関節の手術を行ったことがない専攻医も多く、また指導する側も更なる解剖知識の習得や手術手技の習熟を得ることができ、とても有意義なワークショップになりました。
このような貴重な機会を与えて頂き、本セミナー開催に際し準備・運営ともに多大なご尽力を頂いたCAL並びに環境生命医学教室の皆様、主催頂いたNPO 法人 千葉医師研修支援ネットワーク事務局の方々、またご協力頂いた白菊会の方々に深く御礼を申し上げます。
参加者の声
この度、2024年7月13日に開催された「Cadaver Work Shop in Chiba shoulder&elbow ~Basic~ Clinical Anatomy Lab(CAL)」へ参加させていただきました。解剖、術式についてなどわかりやすく尚且つ詳細な講義を拝聴し、実際のご遺体で手術手技や解剖に触れ、その複雑さを改めて認識することができました。
また、諸先生方の貴重な手術症例や手技などもご教示いただくことができ、私たち若手整形外科医にとって大変有意義な時間を過ごすことができました。
今回、私たちのような若手整形外科医の解剖や手術手技について学ぶ機会をいただき、ご遺体の先生、および白菊会の方々のご篤志に深く感謝いたします。
今回得た経験を活かし、日々成長をし続けることを誓い、患者様やそのご家族により良い医療を提供できるように努めて参ります。
この度、2024年7月13日に開催された「Cadaver Workshop in Chiba Shoulder and Elbow Basic Clinical Anatomy Lab(CAL)」に参加させていただきました。
講師の先生方にご指導いただきながら、教科書で学んだ解剖構造を実際に自分の目で見て学ぶことができました。平面の図だけでは理解しづらい血管や神経の走行、筋肉や腱の着き方をより三次元的に頭の中でイメージできるようになりました。この度学んだ貴重な経験を1人でも多くの患者様に還元できるよう日々精進して参ります。
最後になりますが、ご献体くださった先生方、ご遺族の方々、白菊会の皆様に深く感謝いたします。