Cadaver Workshop in Chiba <Hip and Pelvic> 〜Basic〜
Basic CAL course
更新日 2024.9.2
令和6年9月1日 開催
令和6年9月1日に整形外科1年目の専攻医(31名)を対象として、整形外科 Cadaver Workshop in Chiba <Hip and Pelvic> 〜Basic〜が千葉大学clinical anatomy laboratory (CAL)にて開催されました。
股関節、骨盤には、大血管、神経が多く走行しており、治療するためには解剖の理解が必要です。また、人工関節などの手術の際には、骨形態の理解や、手術のアプローチが非常に重要です。今回のワークショップでは、股関節、骨盤周囲の基本的な解剖から、人工関節の基本的な手術手技を習得することを目標に講義と実習を行いました。専攻医の解剖知識の習得や手術手技の習熟のみならず、指導側も新たな発見や、解剖の再確認をすることができ、とても有意義なワークショップになりました。
このような貴重な機会を与えて頂き、本セミナー開催に際し準備・運営ともに多大なご尽力を頂いたCAL並びに環境生命医学教室の皆様、主催頂いたNPO 法人 千葉医師研修支援ネットワーク事務局の方々、またご協力頂いた白菊会の方々に深く御礼を申し上げます。
CAL感想文
千葉市立青葉病院 倉林昂輝
今回のworkshopでは、股関節、骨盤の解剖、アプローチについて学びました。
実際の手術に準じて展開を行い、普段見ない血管や神経をあえて出す事で実は危険な術中操作などを目視で確認することができました。
先生方から直接手技について身近に教えていただき、教科書では学ぶことができないより実践的な知識が身につく大変有意義な時間となりました。
最後に、このような貴重な機会をくださりました大学の先生方をはじめとした関係者の皆様、そして白菊会の皆様に心より感謝を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。
千葉大学医学部附属病院 高橋崚
今回のworkshopでは、股関節と骨盤の解剖、骨頭置換術の手技について学びました。特にご献体を用いた演習を通じて、書籍だけでは得られないリアルな知識と経験を得ることができました。股関節のアプローチ方法を理解し、実際の骨切りやトライアルの練習を通して、自分の技術をさらに向上させることができたと感じています。今回学んだ知識や手技を、今後の診療や手術に生かしたいと考えております。このような貴重な機会を提供してくださった大学関係者の皆様、またご協力いただいた千葉白菊会の皆様に心より感謝申し上げます。