整形外科Cadaver Workshop in Chiba <Hand & Elbow> -Basic-
Basic CAL course
更新日 2026.5.1
令和8年4月29日 開催
令和8年4月29日、「整形外科Cadaver Workshop in Chiba <Hand & Elbow> -Basic-」が、千葉大学Clinical Anatomy Lab(CAL)にて開催されました。
本ワークショップは、令和8年度より整形外科としてのキャリアを開始したシニアレジデントを主な対象とし、手外科・肘関節外科領域における基本的な手術手技と解剖学的知識を系統的に学ぶことを目的として実施されました。千葉大学では、部位ごとに段階的なCadaver Surgical Training(CST)を計画しており、本企画はその一環として開催されました。
参加者は、執刀あるいは助手として、ばね指に対する腱鞘切開術、手根管開放術、橈骨遠位端骨折に対する展開操作、ド・ケルバン病や肘部管症候群に対する手術手技、さらには肘関節外側アプローチなど、上肢における基本的な手術手技を実践的に学びました。また、日常診療や通常の手術では確認することが難しい周辺組織の詳細な解剖構造にも触れることで、より安全で確実な手術を行うための理解を深める機会となりました。
本ワークショップで得られた知識と経験が、今後の診療に生かされ、患者さんへのより良い医療の提供につながることを期待しております。
本セミナーの開催にあたり、多大なるご協力を賜りましたClinical Anatomy Lab(CAL)ならびに環境生命医学教室の皆様、共催いただきましたNPO法人千葉医師研修支援ネットワーク事務局の皆様に、心より御礼申し上げます。
また、CALの理念にご理解を示され、ご献体という尊い形で医学教育にご貢献いただいた白菊会の皆様ならびにご遺族の皆様に、深く感謝申し上げます。
参加者の声
令和8年4月29日、千葉大学Clinical Anatomy Labにて開催された整形外科Cadaver Workshop(Hand & Elbow)に参加させていただきました。
本ワークショップでは疾患を想定し、手術を前提として進めることで、皮切の位置や注意すべき神経・血管を意識しながら、より実践的に理解を深めることができました。特に印象的であったのは、「してはいけない」と知識として理解していることと、その理由を実感をもって理解することの違いです。ばね指に対する腱鞘切開術に関連して、A2・A4プーリーを意図的に切離した際、屈筋腱が骨から浮き上がるbowstringingを直接確認することができ、臨床では経験し得ない貴重な学びとなりました。
このような貴重な機会を提供してくださった先生方、ご献体くださった白菊会の皆様、ならびにご遺族の皆様に深く感謝申し上げます。今回得られた学びを今後の臨床に生かし、さらなる研鑽に努めてまいります。
令和8年4月29日千葉大学Clinical Anatomy Labにて整形外科Cadaver Workshop<Hand & Elbow>に参加させていただきました。
今回のCadaver Workshopにはご遺体への敬意と配慮を忘れず、解剖学的理解を深め今後の臨床手技の基礎を培うことに重点を置いて参加させていただきました。
午前の部では手根管症候群、橈骨遠位端骨折、ばね指、腱鞘炎、午後の部では肘部管症候群やド・ケルバン腱鞘炎、母指CM関節症を想定し、実際の手術手順に沿って実習を行いました。
事前学習のもとで実際の手術手順に沿って解剖を行ったことで解剖の理解が深まっただけでなく、より安全で低侵襲な手術のための基本的手技についてもご指導いただきました。
今回のWorkshopでは実臨床だけでは得難い、貴重な経験をさせていただきました。今後の実臨床に生かし患者様に最善の医療を提供していけるよう研鑽を積んでまいります。
このような貴重な機会を与えてくださいました先生方、ご献体くださった白菊会の皆様、ならびにご遺族の皆様に心より感謝申し上げます。



