第36回ちば脊椎カンファレンスが開催されました

更新日 2021.7.12

茂手木 博之

令和3年7月10日(土)T K Pガーデンシティ千葉(ZOOMによるハイブリッド)におきまして第36回ちば脊椎カンファレンスを開催いたしました。今回は新型コロナウイルス感染症感染拡大防止対策を十分に行い現地開催を基本として、現地参加困難な先生におかれましてはWeb参加も可能といたしました。現地とオンライン合わせて約60名のご参加をいただき盛会のうちに終了できました。これもひとえに講師、座長の皆様、企業様のお力添えのおかげであり、心より感謝申し上げます。

 

一般演題は「診断及び治療に難渋した症例」を6演題、「手術手技の工夫・新しい術式等」2演題の応募をいただき発表いただきました。若手〜ベテランまで幅広い層の先生から大変興味深いご発表が行われ、活発な質疑応答がなされました。

メーカーセッションでは東京蒲田病院、冨澤英明先生をお招きし、脊椎外科領域における漢方薬処方ルールについて系統的に解説いただきました。今回は諸般の状況を鑑みまして、カンファレンス終了後の全員懇親会は中止とし、お弁当を配布してショートレクチャーをイブニングセミナー形式とさせていただきました。牧聡先生「脊椎脊髄疾患におけるA I研究の最前線」のご講演に引き続き、特別講演講師として、江南厚生病院副院長、脊椎脊髄センター長、金村徳相先生をお招きし「C A O Sと側方アプローチ手術」の題名でご講演いただきました。A I、コンピューター支援手術の進歩と実際について多くの症例を供覧のうえ、安全性、効率性を考えた近未来の手術室をご紹介いただき非常に興味深く拝聴しました。閉会は代表世話人大鳥精司先生にご挨拶いただき、集合写真を撮影してお開きとなりました。

 

参加者の皆様、機器展示企業様から、良いカンファレンスであったとお褒めの言葉を頂戴しており、当番世話人一同、大変喜んでおります。一方で、通信系の接続トラブルにより進行が大幅に遅延してしまい、参加者、演者先生に多大なご迷惑をお掛け致しました。他にも至らぬ点があったかと思いますが、何卒、ご容赦下さいますようお願い申し上げます。

 

最後に、カンファレンスにご参加いただきました皆様、開催に際してご協力賜りました企業様各位、そして企画、準備、運営に携わっていただきました皆々様のこれからの益々のご活躍とご多幸を祈念して御礼の挨拶とさせていただきます。  敬具

 

令和3年7月11日

第36回ちば脊椎カンファレンス

当番世話人  茂手木 博之