沿革
更新日 2024.9.12
特徴
千葉大学医学部整形外科は50年以上の歴史を有し、診療、研究の面において整形外科領域全てのニーズに応える充実したスタッフを擁する国内でも有数の整形外科教室です。活発な臨床診療活動のみならず外部講師も招聘して行われるセミナーや多くの学会、研究会により若い医師やベテラン医師に至るまで充実した教育・指導が常時行われています。現在、横綱審議委員、JAPANサッカー、全日本バレーボール、サッカーJリーグ、トップリーグラグビー、等のチームドクターがおられ、日本スポーツのトップクラスのドクターを数多く輩出しております。また脊椎外科のメッカとして、数多くの人材を輩出しています。学外の国公立・私立大学にも多くの主任教授を輩出しています.
歴史
千葉大学整形外科は1954年(昭和29年)に初代教授・鈴木次郎先生により開設されました.消化器外科(旧第二外科,現先端応用外科学(食道胃腸外科))から派生することで開設された当科は開腹による脊椎前方固定なども積極的に行い,鈴木次郎先生は本邦における腰椎の前方固定法の基礎を確立、二代目教授・井上駿一先生は全国に側弯症検診をスタンダード検診として取り入れながら脊椎外科の発展に寄与しました。三代目・守屋秀繁先生は膝関節外科の大家でスポーツ医学を発展させ、現在その功績により横綱審議委員を務めております。四代目・高橋和久先生は腰椎外科の大家として日本、世界の腰椎外科をリードしています。五代目となる大鳥精司教授は,これまでの千葉大学の伝統と歴史を元に低侵襲手術の開発,診療グループ統合と発展を通して整形外科のさらなる発展に向けて活動しています.