Research

研究

画像診断

更新日 2017.7.7

神経根病変の機能診断

外傷後頚腕症候群、腕神経叢損傷、腰椎椎間孔部病変など脊髄から分岐した末梢神経・神経根病変は従来のMRIで診断が困難であり、新しい画像診断法が望まれている。われわれは水分子の移動(拡散)を強調し画像化する拡散強調MRIを応用し、神経根を描出する手法を確立し、神経根損傷の機能診断を試みている。

 


MRI拡散強調画像を用いた神経の描出
A:健常者の腰椎神経根 B:右L5神経根障害:神経根(矢印)が腫脹している。