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プレプリント(Preprint)の公開は慎重に

更新日 2022.6.2

近年、査読前の原稿をインターネット上にアップロードするプレプリント(Preprint)と呼ばれるものが市民権を得てきています。研究領域によって若干の扱いの違いはあると思いますが発表したタイミングに関してはプライオリティを示せるメリットがあります。またDOI も付与されることから正式な出版物ではないもののひとつの業績として扱われたりすることもあるようです。

 

ただ注意していただきたいのは出版社によってはpreprintに掲載された論文は二重投稿とみなされて受理してくれないことがあるという事です。

下記のWikiにPreprintの取り扱いがまとまっています。

https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_academic_publishers_by_preprint_policy

 

Preprintの文化は普及しつつあるので大体問題ない(ElsevierやNature系は大丈夫)ようですが、Journal of Orthopaedic Research、JBJS、Clinical Orthopaedics and Related Research、Journal of Orthopaedic Science (JOS)、Spine Surgery and Related Research (SSRR)はNGのようです。(いずれも今後変更される可能性はあると思います)

 

論文投稿時に著者が気づかずに査読中にpreprintサービスにアップロードする事にオプトインして承諾してしまうと,論文が reject された場合でもpreprint サーバーに残ってしまい、上述のpreprint がNGの雑誌には投稿できなくなってしまいますのでご注意ください。