人工知能を用いたCTセグメンテーション技術の開発
更新日 2021.6.1
現在、整形外科では、「人工知能を用いたCTセグメンテーション技術の開発」に関する研究を行っています。今後の治療に役立てることを目的に、この研究ではCT検査を受けられた患者様の医療画像などを利用させて頂きます。診療情報などがこの研究で何のために、どのように使われているのかについて詳しく知りたい方は、下記の窓口にご連絡ください。
1.研究課題名 「人工知能を用いたCTセグメンテーション技術の開発」
2.研究の意義・目的
人工知能を用いてCT画像を自動的に3次元データに変換するツールを作成することを目的とします。それにより、今後のコンピューターシミュレーション技術を飛躍的に向上させます
3.研究の方法
平成12年1月から令和3年2月の期間で整形外科を受診されCT検査が行われた患者様の画像データについて、人工知能を用いて自動的に3次元構築できるかを調べます。通常の診療の目的で過去に撮影されたデータを使用するだけでこの研究のために新規に画像を撮影したりする事はありません。
4.個人情報の取り扱いについて
本研究で得られた個人情報は、匿名化して管理し外部に洩れることのないように厳重に管理します。研究成果の発表にあたっては、患者さんの氏名などは一切公表しないこととします。データ等は、千葉大学大学院医学研究院整形外科の鍵のかかる部屋で保管します。
5.外部への試料・情報の提供
CTデータを共同研究者である奈良先端科学技術大学院大学と共有する
6.研究に診療情報などを利用して欲しくない場合について
ご協力頂けない場合には、原則として結果の公開前であれば情報の削除などの対応をしますので、下記の窓口にご遠慮なくお申し出ください。文部科学省・厚生労働省による「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」に基づいて掲示を行っています。
7.研究組織
研究実施機関 :千葉大学医学部附属病院 整形外科
本件のお問合せ先:千葉大学医学部附属病院 整形外科 医師 松浦佑介
043(222)7171
研究代表機関 :千葉大学医学部附属病院 整形外科
研究代表者 :松浦 佑介