前十字靭帯再建術(ACLR)後の内側半月板逸脱(MME)量に影響を及ぼす因子の多施設研究
更新日 2023.3.15
多機関共同研究にて一括審査を希望する場合、公開文書は本学だけでなく他機関でも使用できるように記載いただく必要があります(お問い合わせ先等は、機関ごとに変更可)。 |
患者の皆様へ
2023年1月27日
整形外科
現在、整形外科では、「前十字靭帯断裂術後の変形性膝関節症」に関する研究を行っています。今後の治療に役立てることを目的に、この研究では2016年から2021年に前十字靭帯損傷に対して前十字靭帯再建術を施行した患者様の診療情報などの診療情報などを利用させて頂きます。診療情報などがこの研究で何のために、どのように使われているのかについて詳しく知りたい方は、下記の窓口にご連絡ください。
1.研究課題名 「前十字靭帯再建術(ACLR)後の内側半月板逸脱(MME)量に影響を及ぼす因子の多施設研究」
2.研究の意義・目的 「本研究は前十字靭帯損傷に対しACLRを施行した患者を対象とし、診療情報よりデータを抽出し変形性膝関節症に関与があるとされるMME量に影響を与える因子(年齢、性別など)を評価することを目的とする研究です。」
3.研究の方法
診療録に記載されている年齢、身長、体重、病歴、手術方法などのデータとレントゲンや
MRI画像から抽出したデータを統計分析にかけることで、術後MME量に影響を与える因子
があるかどうかを評価します。
4.個人情報の取り扱いについて
本研究で得られた個人情報は、診療情報から氏名、カルテIDを削除し、研究用IDを付与して特定の個人が容易に認識できないように加工して取り扱います。各病院にて、研究用IDと氏名を一致させるための対応表を作成し整形外科内にて厳重に保管します。研究成果の発表にあたっては、患者さんの氏名などは一切公表しないこととします。
5.外部への試料・情報の提供
診療情報から氏名、カルテIDを削除して匿名化したのち、情報をUSB端末に記録し千葉大学大学院医学研究院整形外科教室に提出します。
6.研究組織
千葉大学医学部附属病院整形外科
研究責任者名:渡邉翔太郎
千葉メディカルセンター整形外科
研究責任者名:岩崎潤一
7.研究に診療情報などを利用して欲しくない場合について
ご協力頂けない場合には、原則として結果の公開前であれば情報の削除などの対応をしますので、下記の窓口にご遠慮なくお申し出ください。
研究実施機関 :千葉大学医学部附属病院整形外科、千葉メディカルセンター整形外科
本件のお問合せ先:千葉大学医学部附属病院整形外科
医師 渡邉翔太郎
043(222)7171 内線 5303
研究代表機関 :千葉大学医学部附属病院整形外科
研究代表者 :医師 渡邉翔太郎
文部科学省・厚生労働省・経済産業省による「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」に基づいて掲示を行っています。