千葉大学骨転移ボード開催のご案内

更新日 2017.11.14

整形外科緩和リンクドクター・骨転移外来担当
助教 古矢丈雄(H13卒)

この度,麻酔科田口奈津子先生の御発案で千葉大学でも骨転移ボードを行うこととなりました。数年前より腫瘍内科が主催されまして千葉大でもキャンサーボードは稼働しておりましたが、そちらはどちらかというと希少癌や重複癌、難治例の治療方針(主に抗癌剤のレジメン)相談であり、少々我々の治療領域・関心領域とは異なる内容の会でした。
 今回は骨転移患者に焦点を当て、主科・緩和疼痛科・放射線科・リハビリテーション部・当科、ほか関連部署が一堂に集まる機会を持ちまして、症例の治療方針決定を行うという試みです。例えば手術なのか放射線なのか、免荷をするのか、装具はいるのか、ADL制限はいるのかなど、個々の症例の具体的な治療方針を議論し決定する会と位置付けています。スピード感を持った会として多くの症例の治療方針を本会で決定できればと考えております。
 是非救急外来、一般外来、専門外来で悩む症例がございましたら症例を提示してくださいますと幸いです。またご興味のございます方の会への参加をお待ちしております。