研究助成受賞記 2020 AO Spine National Research Grant
更新日 2020.9.27
このたび上記の研究助成を“Deep learning-based radiomics can predict the neurological prognosis of acute cervical spinal cord injury”の研究テーマでいただきましたので報告申し上げます。
脊髄損傷は急性期には脊髄ショックとなり、受賞後早期に患者の機能予後を推定することは非常に困難です。ただし患者への説明やリハビリのゴール設定には必要な情報です。本研究では、脊髄損傷の受傷早期のMRIを用いて人工知能で機能予後を予測すること試みています。
本研究は大学院生の沖松先生に行ってもらっております。本助成金の申請書(英語)も半分は沖松先生に書いてもらっており彼の功績によるところが大きいです。
本研究に際しましてデータを提供いただいております旭中央病院の新籾先生、山内先生、君津中央病院の藤由先生、北村先生、宮本先生、救急医療センターの稲田先生にこの場を借りて御礼申し上げます。また、普段よりご指導いただいております古矢丈雄先生、大鳥精司教授をはじめとする千葉大学整形外科同門の諸先生方に厚く御礼申し上げます。引き続きのご指導、ご鞭撻の程何卒宜しくお願い申し上げます。