整形災害外科学研究助成を受賞しました

更新日 2021.3.12

整形災害外科学研究助成を受賞しました

H18卒 萩原茂生

 

 このたび「3D MR neurographyを用いた低侵襲股関節手術における大腿神経の解剖学的検討」というテーマで上記研究助成を受賞しましたのでご報告いたします。

 

 近年股関節前方アプローチを中心として低侵襲手術が普及しておりますが、ラーニングカーブの存在が指摘されています。大腿神経麻痺も手術合併症の一つとして知られており、予防の重要性を感じております。今後低侵襲手術がさらに普及するにあたり少しでも合併症を減らすことができればと考え、新たなMRIシークエンスにより大腿神経を描出して術野からの保護につなげる試みに取り組んでおります。

 本研究は放射線科ならびに放射線部の皆様のご協力により進められており、この場をお借りして感謝申し上げます。また、研究に参加してくださったフレッシュマンの皆さんも本当にありがとうございます。今後ともご指導の程よろしくお願いいたします。