千葉県がんセンター　木下　英幸(平成24年卒)

　この度、令和3年度整形災害外科学研究助成財団のトラベリングフェローに選出されましたのでご報告させていただきます。

　このトラベリングフェローシップの目的は「若い整形外科医が、アジアをはじめとする諸外国の医療機関での滞在を通じて、整形災害外科学の知識・見識を深め、国際感覚を養うことにより、整形外科医としての資質を向上させ、将来的な国際的活躍の動機づけの機会を提供すること」であり、派遣国の病院・施設に１～２週間滞在し、診療の見学、カンファレンスの参加、自らの研究成果などのプレゼンテーションを行うことを条件としております。今回脊椎もしくは骨軟部腫瘍における分野での短期留学を考えており、現時点ではオーストラリア・メルボルンの病院を訪問先としております。ただ、このコロナの状況ですので今後留学先や時期の変更が必要かもしれません。財団のご配慮もあり、令和3年度もしくは4年度のどちらの時期でも可能とのことで、最適な時期に短期留学し、整形外科医として少しでも成長し、千葉大学整形外科に還元できますように精進したいと思います。

　今回、推薦していただきました大鳥教授に心より感謝申し上げます。また、日頃よりご指導いただいております千葉県がんセンターの石井先生、米本先生、鴨田先生、萩原先生、塚西先生、寺川先生に改めましてこの場をお借りしてお礼を申し上げます。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。