赤澤努先生が聖マリアンナ医科大学病院脊椎センター・センター長に就任されました

更新日 2021.4.26

聖マリアンナ医科大学病院脊椎センター・センター長就任のご報告

H8年卒 赤澤努

私儀、令和3年4月1日付けにて聖マリアンナ医科大学病院脊椎センター・センター長を拝命いたしました。脊椎領域の疾患は多岐にわたり、また、部位も頸椎から骨盤まで体幹を支える広い範囲が含まれ、若年からご高齢の方まで大変多くの年齢層の患者さんがいらっしゃいます。これら幅広い年齢層の患者さんに専門性の高い医療を提供するため、聖マリアンナ医科大学病院脊椎センターが設立されました。整形外科・麻酔科・リハビリテーション科が連携して専門的治療にあたります。

脊椎センターでは、脊椎手術支援ロボットを国内初導入致しました。このロボットを駆使する事で、術前の画像検査から得られた情報を、最新のコンピューター解析技術を用いて、精密な変形矯正シミュレーションを行ない、より難度の高い手術を正確かつ安全に行う事が出来ます。

脊椎外科医として診療を行うのはもちろんですが、センター長の立場として、教育と研究ということにより一層、力を注いでいきたいと思っております。まずは、医学生から研修医と教育を一貫して行うことで優秀な人材を育て、大学病院の組織活動を支えていく基盤をつくっていくことを重視したいと思っております。千葉大学大学院医学研究院整形外科学の同門の先生方には、今後も変わらぬご指導、ご鞭撻、ご支援をいただけますよう何卒よろしくお願い申し上げます。