志賀康浩先生がJASA Best Presentation Awardを 受賞されました

更新日 2021.8.25

志賀康浩(H18卒)

2021年8月21日(土),22日(日)に開催されました第9回Japan Association of Spine Surgeons with Ambition 【JASA】にて,Best Presentation Award 受賞しましたのでご報告致します.

 

当初,現地と WEB のハイブリッド開催にて予定されておりましたが、開催地大阪の緊急事態宣言発令を受け, 完全WEB形式での開催となりました.今回,古矢丈雄先生が当番世話人をされましたが,完全WEB形式にも関わらず,多くの参加者が活発な議論が繰り広げ,大盛況であり,一参加者としても大変勉強になりました.

 

私の発表は,『転移性脊椎腫瘍に対する“予後改善のための”CTガイド下生検 ー脊椎外科医による積極的介入ー』という演題で当院骨キャンサー外来のデータをまとめたものです.

 

本検討の結果,CTガイド下骨生検は,安全かつより確実に病変組織を採取可能であったこと.を再確認しました.また,近年,化学療法の治療薬選択における遺伝子変異情報の重要性が増加しているため,最適治療に繋がる骨生検へのニーズは高く,適応のある患者に対しては積極的にCTガイド下骨生検を施行する必要がある.と強調致しました.

 

この受賞は,古矢丈雄先生はじめ歴代および現骨キャンサー外来メンバー先生方のご尽力の賜物です.また,大鳥精司教授はじめ日々ご指導頂いております先生方に改めてお礼申し上げます.