第39回Performing Arts Medicine Association (PAMA)国際学会への参加報告

更新日 2021.9.3

金塚彩(H19卒)

2021年6月24日〜27日に開催されました、第39回Performing Arts Medicine Association (PAMA)国際学会に参加いたしましたので、ご報告いたします。

 

本来は米国ニューヨークで開催予定でしたが、長引くCOVID-19の影響によりWeb形式となり、参加者同士での直接の交流がないのは残念なことでしたが、自宅から国際学会に参加できたことは、幼い子供を持つ身にとりとてもありがたいことでした

 

ダンサーや演奏家の動作解析や、けがの具体的なマネージメント、Performing Arts Medicine (PAM)専門クリニックの運営体制などについて、世界各地からの知見を得ることができ、非常に勉強になりました。

 

学会のオンラインWeb上で参加者は互いを検索でき、メッセージ交換が気軽にできたのも、便利でした。発表中はチャットがさかんに飛び交い、司会進行役がその内容を適宜拾ってプレゼンターに質問を投げかけ、ディスカッションが盛り上がるのも楽しいものでした。チャット形式であれば英語を文字でゆっくり読めるので、リスニング頼みのライブ形式に比べてかなり理解しやすいと感じました。

 

このように、いまだ海外の学会や書籍から情報を得ることが大半でありますが、日々の診療を積み重ね、これからも引き続き知識を深めていくことで、日本での取り組みや研究成果も発信できるよう努力してまいります。