医療法人財団五省会 創立60周年を迎えて

更新日 2022.10.26

平成18年卒 西能 健

千葉大学整形外科医局員同門会員の皆さま、本HPを通してご報告させていただきます。

 

この度、わたくしども医療法人財団五省会は創立60周年を迎えました。コロナ禍ではありますがこの節目の機会を厳かに祝いたく、大鳥精司教授を主賓にお迎えし祝賀会を開催いたしましたのでご報告させていただきます。

 

1962年 (昭和37年)西能整形外科医院として創業者・西能正一郎が開業して以来、地域の整形外科医療に貢献するべく職員一同歩みをすすめてまいりました。10年前には現在の地に外来・入院機能を分離した形で、整形外科センター西能クリニック・西能病院を新築移転し、同門の山田均先生をクリニック院長にお迎えして時代に即した知識や技術をできうる限り組み入れ、我々なりの医療介護福祉の形を模索しながら地域医療に尽力して参りました。2017年からは貴教室より専攻医派遣もいただくことができ、若き力も注力いただいて、今現在も職員一同活力みなぎり診療に邁進しております。

 

千葉大学整形外科と当方との繋がりは、先代理事長の西能竑が若かりし頃千葉大学整形外科に国内留学させていただき当時の医局先生方に大変かわいがっていただいたことに端を発します。以後は姉の晶子も短期間ではありますが医局秘書を務めさせていただき、小生も2008年に入局させていただき現在までご指導いただいております。

 

あらためて60年の時を振り返ってみて、当方の歴史において千葉大学整形外科よりいただいた「運・縁・恩」を強烈に感じずにはいられません。わたくし個人としても、出会いや苦楽を共有した同期、厳しく優しく指導いただいた先輩、今も元気に活躍している後輩、そしてなんといっても大鳥精司教授との出会いには奇跡と感謝を感じずにはいられないのです。私どもは、これらいただいたものを、自分たちの力にしっかりと昇華させ、地域の医療に還元し貢献すること、若手専攻医たちへの教育に情熱を注ぐこと、また研究・発表などを通して全国に発信しつづけることが、精一杯の恩返し、使命であると感じております。これからも職員一丸となって精進を重ねてまいります。

 

この度の祝賀会に際し、ご多忙の中遠路ご来富いただきご祝辞賜りました大鳥精司教授、歴代専攻医の新井隆仁先生、俊徳保先生、澤田良平先生、福島駿先生、現任の庄田百佑先生、そして関連医療機関で大活躍している同期先生方にこの場を借りまして心から御礼申し上げます。

 

今後ともより一層のご指導ご叱正のほどを賜りたくお願い申し上げまして、御礼のご報告といたします。ありがとうございました。