研究助成受賞記 令和4年度 三井住友海上福祉財団研究助成

更新日 2022.12.11

H26卒 三浦正敬

 この度、三井住友海上福祉財団の研究助成に「人工知能を用いた、脊椎脊髄損傷患者のMRI画像生成モデルの開発」を採択いただきました。令和4年11月24日に都内の住友会館で贈呈式がありました。この場をお借りして、採択いただきました財団関係者の皆様に心より感謝申し上げます。

 

 

 時に脊椎脊髄損傷時においては、全身状態が悪く急性期のMRI撮影が困難な場合があります。そこで人工知能を用いて他の画像から人工的にMRI画像を生成するモデルの開発を試みております。画質や再現性、表現力の向上など、解決すべき課題はまだ多くありますが、今後、この技術が確立されれば急性期の脊椎脊髄損傷診療にとって有用な手法になるのではないかと期待しております。

 

 

 

 最後に、日頃から研究をご指導いただいております大鳥精司教授、古矢丈雄先生、牧聡先生、一緒に研究を進めてくださっている頚椎班大学院生、ならびに同門の先生方にこの場を借りて厚く御礼申し上げます。

今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

 

写真1 財団理事長より激励をいただきました

 

写真2 住友会館展望室にて