2022年度 JOSKASフェローシップ② 岡山大学 整形外科 参加報告

更新日 2023.1.18

平成24年卒 渡邉 翔太郎

 この度は日本関節鏡・膝・スポーツ整形外科学会(JOSKAS)のJOSKASフェローシップのフェローに採用いただき、9月の広島大学に続きまして、12月6日から12月9日の4日間、岡山大学整形外科に施設訪問させて頂きました。非常に実りある4日間を過ごすことができましたこと、この場を借りてJOSKASに感謝申し上げます。

 

 

 

 岡山大学整形外科の膝関節チームは、古松先生が先頭で強い推進力で引っ張っていて、横山先生が非常に温厚にチームをまとめあげ、大学院生が臨床も研究も奮闘するという素晴らしいチームでした。膝チームの大学院生の研究は卒業生含め数多くの論文を発表されていて素晴らしい業績をチームとして作り上げていると感じました。私のフェローに合わせて、簡単な勉強会をわざわざ開いてくれ、これまでの研究内容の発表の機会を頂きました。温かく聴いてくださり貴重なご意見を頂くことができました。本当に歓迎をしていただいたと強く感じております。

 

 

 

 臨床についても、4日間で多くの膝手術、とくに古松先生の代名詞とも言うべき半月板修復術(いわゆるMMPRTのpull out法)を実際に見学させていただき、そのコンセプトや変遷も教わりました。また、膝外来の見学もさせて頂き大変勉強になりました。臨床での疑問から仮説を立てて、実証し、修正し、また実証を繰り返すという疎かになりがちな地固めをして進んでいく過程には研究マインドが溢れていて、先まで見越した綿密な展望をもって日々の診療を行っていることを感じることができました。

 

 

私のフェローに合わせて、簡単な勉強会を開いてくださって、これまでの研究内容の発表の機会も頂き、岡山の大学院生の発表も聞かせていただき議論することもできました。

 

広島でのフェローシップに引き続き、岡山大学でも同年代の先生方とも非常に仲良くさせて頂きました。今後も切磋琢磨してお互いに刺激しあって行ければと思っています。

 

 

 

 今回得た知識や経験は千葉大学に還元していきたいと考えております。当膝グループも佐粧孝久先生のご指導のもと私も微力ながら力添えさせて頂き、良いチームを作って行ければと思います。今後ともご指導ご鞭撻の程宜しくお願い致します。

 

 

写真①:古松先生より認定証贈呈

 

写真②集合写真

 

写真③JOSKAS Fllow Meeting開催