日整会野球本戦 初戦の報告

更新日 2023.5.27

H30年卒
吉村眞

日整会野球大会本戦が、5月11日(木)から激戦の地・横浜で切って落とされました。

 日整会野球大会は、コロナ禍のため3年連続で中止となっており、4年ぶりの開催でこれまでにないほどの盛り上がりを見せております。

 

 対戦校の香川大は、コロナ前最後の本戦で優勝校の金沢大と6-7の僅差で敗れベスト4となった強豪校です。

 4年ぶりでメンバーの入れ替わりがあるため、各校の実力が読めず異様な緊張感のなかプレイボールとなりました。

 

 先攻は香川大。先発は大黒柱の主将・稲垣先生(H26卒)。初回先頭の若手の先生に2球目を左中間2塁打、2番の若手の先生にも2球目を右中間2塁打放たれ、4球で先制点を取られてしまい、これが本戦かとベンチも焦燥感に駆られます。しかし、その後はさすが経験豊富な大エース、ギアを上げてクリーンナップを2奪三振3人で抑えて最少失点で切り抜けます。

 

 なんとしても同点に追いつきたい後攻・千葉大の攻撃。先頭の吉村(H30卒)が2塁打で出塁し、2番服部先生(H27卒)も華麗な流し打ちのライト前で繋ぎ、3番稲垣先生のセカンドゴロの間に同点に追いつき流れを取り戻します。4番初出場フレッシュマン間先生(R2卒)のライト前で逆転に成功し、緊張感の走る大事な初回を良い形で終えました。

 

 2回3回は、稲垣先生が毎回奪三振を奪う好投でピシャリと締め、完全に流れを呼び込みます。

3回裏に先頭の吉村の本塁打で追加点を奪い、4番間先生、5番岩田先生(H30卒)の連打で3点差とします。

 

 4回からはエース温存で、本戦初出場の高橋先生(H31卒)が登板。千葉大の新・扇の要である岩田先生の巧みなリードにも導かれ、打たせて取る技巧派のピッチングで0に抑え、緊張感のある大事な初戦で堂々のデビューを果たしました。

 5回もツーアウトから9番打者に3塁打を打たれピンチを背負いますが、初回に2塁打を打たれた強打の1番打者をカーブで三振に奪い、2点目を許しません。

 5回裏には、3番稲垣先生、4番間先生の単打でチャンスを作り、6番木島先生(H18卒)の走者一掃の2塁打で2点を奪取。7番高橋先生の2塁打、8番山崎先生(H16卒)の3塁打と長打で打線が繋がり、打者8人の猛攻で4点を奪って勝負あり。

 6回も高橋先生が0で抑え、8-1で大事な初戦を勝利で飾りました。

 

 

香川大学

千葉大学

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 4年の時を経て有望な若手が入り、ベテランと若手が融合し優勝を目指すことができる素晴らしいチームになったと実感できる初戦でした。

 このように初戦を突破できましたのも、皆さまの応援、ご支援の賜物でございます。誠にありがとうございます。

 

 2回戦は、これまで1度も勝利したことがない東京大学との因縁の一戦です。悲願の優勝を目指し、チーム一同より一層精進致しますので、教授を始め同門の皆様の暖かいご声援のほど、何卒宜しくお願い申し上げます。