日整会野球本戦 2回戦の報告

更新日 2023.5.27

H29年卒
山田有徳

第96回日本整形外科学会学術総会 親善野球大会 ベスト4進出

しかし天候不良で大会不成立に…

 

第96回日本整形外科学会学術総会 親善野球大会 2回戦が5月13日(土)に横浜市こども自然公園野球場で行われました。前日に予定されていた試合が雨天順延となり、天候・グラウンドコンディションが心配された中でしたが、東京大学との対戦で千葉大学が2-0で見事勝利を手にし、ベスト4進出となりました。

 

試合は、両チーム粘り強い攻防が繰り広げられ、スリリングな展開となりました 。

 

対戦校の東大は平成27, 29年に日整会優勝の強豪チームで、我々も平成26〜28年度の地区予選で3連敗を喫している因縁の相手です。

 

千葉大は大鳥精司教授、石川哲大先生(さんむ医療センター)、守屋美知瑠先生(聖路加国際病院)が応援に来てくださり、選手たちは一段と気合いが入る中、試合が始まりました。

 

千葉大の先発マウンドは地区予選で抑えとして好セーブをあげた吉村眞先生(H30卒)。初回、先頭にレフト前に落ちるヒットで出塁を許しますが、後続をきっちり打ち取り、得点を許さずに試合をスタートします。その裏、先制点を挙げたい千葉大でしたが、相手先発投手の緩い変化球と直球のコンビネーションを前に攻めあぐね三者凡退。

 

2回以降、千葉大は吉村先生が安打を許さない好投を見せ、東大の攻撃を封じます。

 

打線は2回1死から5番・岩田秀平先生(H30卒)のレフト前ヒットでこの日初めてのランナーが出塁するも、得点には繋がらず。緊迫した試合が続きます。

 

次第に雨脚が強まる中、試合が動いたのは3回でした。先頭の8番・山崎博範先生(H16卒)がレフト線への2ベースヒットで出塁すると、すかさず9番・山田有徳(H29卒)が送りバントを決め1死3塁の好機を作ります。そして、打順はここまで好投を続ける1番・吉村先生。その初球、振り抜いた打球はレフトスタンドに吸い込まれる見事なツーランホームランで2点を先制!!歓声が響き渡り、選手たちも喜びを爆発させます。なんと吉村先生は予選の筑波大戦、本戦1回戦の香川大戦に続く3試合連続ホームランです。

 

続く4回表、雨は強まる一方で、ぬかるむマウンド、滑るボールと難しい条件の中、千葉大は四球で2死1・2塁のピンチを迎えますが、集中力を切らさずに無失点で切り抜けます。

 

ここで主審より雨天中断が宣告され、両軍一旦ベンチへ引き上げます。その後も強雨が続き試合続行は不能、2-0(4回降雨コールド)で千葉大学の勝利となりました!吉村先生の投打に渡る大活躍で、ベスト4へ駒を進めました。

 

翌5月14日の試合は天候不良のため中止となり、規定により大会は不成立となりました。

消化不良の結果となりましたが、切り替えて来年の優勝を目指してまいります。どうぞ引き続き応援、ご支援のほど何卒よろしくお願い申し上げます。