第64回関東整形災害外科学会 Case Report アワードを受賞しました
更新日 2024.3.18
君津中央病院、初期臨床研修医の福原一将と申します。
この度2024年3月15-16日に横浜で開催された第64回関東整形災害外科学会において、Case Report アワードセッション「脊椎」で優秀演題賞を受賞しましたのでご報告致します。
演題は「Ligamentotaxisでは十分な整復が得られなかった腰椎破裂骨折の1例」であり、圧壊の強い腰椎破裂骨折に対しLigamentotaxisを用いた整復を行い、椎体高は整復されたものの骨片の回転転位と脊柱管狭窄が整復されず、術後に神経症状を呈し追加除圧を要した症例でした。
初めての学会発表であり、大変な緊張の中で発表が始まりました。しかし大鳥精司教授にセッションの座長を頂いていたことで心強く感じ、次第に緊張も解れ、発表と質疑応答ともに楽しむことができました。
また本学会は「若手が活躍する関東へ」をテーマに、私のような若手整形外科医に向けたメッセージ性の高いシンポジウム・ハンズオンセミナーを多数開催していただき、大変勉強になりました。
貴重な機会とご指導を頂いた穂積崇史先生をはじめとする君津中央病院の先生方にこの場を借りて御礼申し上げます。また4月から千葉大学整形外科に入局予定であり、医局の先生方におかれましては、今後ともご指導ご鞭撻を賜れますよう何卒よろしくお願い申し上げます。