第30回日本腰痛学会参加報告記
更新日 2022.10.23
2022年10月21日から22日かけて岩手県盛岡市、アイーナ(いわて県情報交流センター)にて開催された30回日本腰痛学会に参加致しましたので御報告させて頂きます。
今回はCOVID-19の第7波が落ち着いたところでの開催であり、多くの現地参加者で賑わっておりました。本学会の今年のテーマが「温故創新」であり、「創新=イノベーション」との事で、学会としても新たな試みが企画されておりました。
その1つとしてシンポジウムであり、テーマ毎にその分野で活躍されている先生が座長を務め、座長がシンポジストを推薦する形式とのことで、「腰痛に対するAIの応用」のシンポジウムでは千葉大学から頚椎班の牧 聡先生が座長を勤められ、腰椎班の向畑 智仁先生がシンポジストとして登壇されました。他シンポジウムでも「腰椎と医工連携」シンポジウムでは折田 純久先生が、「次世代の腰痛の画像診断」シンポジウムでは江口 和先生がシンポジストとし登壇され熱い議論がなされていました。
もう一つの試みとして2つのアウォードセッションの設立で「腰痛の診断と治療の創意工夫」をテーマとした「優秀演題アウォードセッション」、「腰痛を主訴とする注意すべき症例」をテーマとした「ケースレポートアウォードセッション」があり、「優秀演題アウォード」としてH28年卒 大山 秀平先生(現 聖隷佐倉市民病院勤務)が選ばれました。
千葉大学からの一般演題も志賀 康浩先生を始め大学院生一同口演を致しました。また、千葉大学整形外科関連病院より多くの先生・理学療法士の方々が演題を出されており、千葉大学関連だけで総演題数が28演題でした。
その他、大鳥 精司教授を始め各セッションで
山崎 正志教授(筑波大学整形外科)
新井 貞男先生(あらい整形外科)
山縣 正庸先生(おゆみの中央病院茂原クリニック)
青木 保親先生(東千葉メディカルセンター整形外科)
牧 聡先生(千葉大学整形外科)
以上の先生方が座長を務められておりました。(※名前順不同)
我々としては非常に喜ばしいことに2023年4月より大鳥 精司教授が腰痛学会 理事長に就任される事が決まりました。さらに2年後はいよいよ大鳥 精司教授が学会長となり千葉大学が主幹開催となります。我々も教授に遅れを取らないようグループ一同気を引き締めて行ければと思います。
最後になりましたが、このような貴重な機会を与えていただいた大鳥教授、そして留守中の病棟管理をして頂いた大学院の先生方、フレッシュマンの先生方、病棟スタッフ皆様に御礼申し上げます。