Seminar/Column

セミナー/コラム

第31回日本脊椎インストゥルメンテーション学会参加記

更新日 2022.12.9

(令和4年入局)和泉光鎮 / 川島 悠

・和泉光鎮

 この度、令和4年11月25・26日に大阪のコングレコンベンションセンターで行われた、第31回日本脊椎インストゥルメンテーション学会に参加しましたので御報告させて頂きます。

 

 

 3年ぶりに現地開催で行われた本学会ですが、コロナ禍が始まった令和2年に初期研修を開始した私にとっては生まれて初めての現地開催の学会でした。今までパソコンの画面を通して見ていると、学会とはかくも厳かなものなのかと思っていましたので、会場に着いた時のとても賑やかな雰囲気に少し戸惑いつつ、これが先輩方の語っていた学会というものなのかと心が躍りました。

 本学会では手術手技や技術に関するテーマが多く見られました。スキルを磨くハンズオンセミナーであったり、近年のトレンドでもあるロボット支援手術に関する話題も人気であり、たくさんの先生方が議論をされていたのが印象的でした。骨粗鬆症など若手向けのテーマもあり、私はそのような演題や大学院の先生方の口演を拝聴させていただいたり、会場でお菓子や大阪グルメを食べたりと学会を楽しむことができました。

 

 

 私たち若手は、フレッシュマン13名と来年入局が決まっている初期研修医1名で合計14演題を出させていただき、うちフレッシュマン1名と初期研修医1名は口演という舞台にも立たせていただきました。初めての学会発表は緊張で言葉が飛んでしまったり、会場からの質問にうまく答えられなかったりと反省することはとても多かったです。しかし発表が終わって肩の荷が降りると同時に、振り返るとこのためにたくさんの知識を身につけることができたことを実感しました。この経験が日常の診療に活かせるよう、今後も引き続き精進いたします。

 

 

 最後に、まだ整形外科医になって日も浅く、知識もまだまだ未熟な私たちが学会で発表することができたのは、支えてくださった教官の先生方、自らの発表を作りながら夜遅くまで私たちの準備を指導してくださった大学院の先生の皆様のおかげです。本学会に参加させていただきました大鳥精司教授並びに教官や大学院の先生方、一緒に準備を頑張ったり、会期中残って病棟を支えてくれた同期のフレッシュマンの皆様に心から感謝を申し上げます。

 

 

・川島 悠

 2022年11月25.26日に第31回脊椎インストゥルメンテーション学会が大阪で開催されました。

 

 

 自分も含め、11人の同期が学会発表を行いました。
ほとんどの同期が初めての学会発表で右も左をわからない状況でしたが、丁寧なご指導の元無事発表を終えることが出来ました。
千葉大学整形外科の脊椎グループで全演題の6分の1を占めていたと教授が仰っており、改めて千葉大学整形外科の勢いを感じました。

 

 

 今回の発表に関して多大なるご助言、ご指導いただきました腰椎グループの先生方にはこの場を借りて深くお礼申し上げます。ありがとうございました。