Seminar/Column

セミナー/コラム

第32回日本脊椎インストゥルメンテーション学会参加記

更新日 2023.12.7

松戸市立総合医療センター 脊椎脊髄病センター
弓手惇史 (平成25年卒)

 

2023年11月24日(金)〜25日(土)に会長の永島英樹先生のもと鳥取県米子コンベンションセンターで開催された第32回日本脊椎インストゥルメンテーション学会に参加いたしましたのでご報告いたします。

 

私自身の発表は外傷に関するテーマでしたが、部屋に入りきらないほどのオーディエンスがいて、質疑応答も白熱しておりました。多くの脊椎外科医と話す機会があり大変勉強になりました。

 

また昨年度発表した「高齢者ハングマン骨折に対する手術の有用性 JASA多施設研究」が優秀口演賞に選ばれ、総会で表彰して頂きました。多くの先生方の前で表彰されたため大変緊張いたしました。改めてご指導いただいた古矢先生、大鳥教授を始めとした千葉大脊椎の先生方に感謝いたします。総会終了後に山崎教授、大鳥教授、宮下先生、古矢先生と写真を撮らせて頂き、大切な記念となりました。

 

米子は日本海に面した長閑な街でした。米子城跡から見下ろした街の景色は絶景であり心地よい時間を過ごす事ができました。また気分を新たに臨床、研究と邁進していく所存です。

 

 

 

第32回日本脊椎インストゥルメンテーション学会参加報告

H27卒 奥山 晃平

2032年11月24日から25日かけて鳥取県米子市、米子コンベンションセンターBiG SHiPにて開催された第32回日本脊椎インストゥルメンテーション学会に参加致しましたので御報告させて頂きます。

 

 今回はCOVID-19の第7波が落ち着いたところでの開催であり、多くの現地参加者で賑わっておりました。本学会の今年のテーマが『脊椎合宿 ~医療発祥の地でインスト手術を語り尽くす~』との事で、「語り尽くす」ということもあり、今回はポスター形式の発表がなく、全てOralセッションとなっており、どの会場でも非常に暑い議論が繰り広げれておりました。

シンポジウムが15演題、ビデオ・シンポジウムが9演題、最優秀候補演題が5演題、その他主題46演題、一般口演は合わせて271演題、すべて合計すると346演題の発表が行われており、千葉大学整形外科は関連病院を含め総演題数46演題の発表となり演題数は随一となっておりました。

 千葉大学からの演題はベテランの先生からフレッシュマンの先生と幅広い年齢層で発表を行い内容の良さだけでなく千葉大の層の厚さを知って頂く学会となったと感じております。フレッシュマンの先生方は多くが初めての学会参加であり、その中全員が口頭発表と緊張感が伝わってきましてが、講演が始まればみんな堂々と発表を行っており、私自身先輩として今後の成長が嬉しく思えると同時に、突き上げの焦りをひしひしと感じておりました。

また、コロナが5類となったこともあり、久々に会場近辺で大学メンバーでの懇親会を予定しておりましたところ、急遽、大鳥教授の奥様である大鳥 千枝美先生、船橋市立医療センターの染谷 幸男先生、君津中央病院の藤吉 崇之先生、穂積 崇史先生、国府台病院の藤本 和輝先生、新東京病院の高岡 宏光先生をはじめ昨年大学院を卒業されました多くの先輩方も参加頂き非常に盛り上がる会となりました。

更に千葉大学整形外科脊椎班としては非常に喜ばしいことに2028年は大鳥 精司教授が日本脊椎インストゥルメンテーション学会 会長に就任される事が決まりました。そのため2028年は千葉大学が主幹開催となります。まだ5年先のことではございますが、気づけば5年とならないよう脊椎班(頚椎グループ、腰椎グループ)一同いっそう気を引き締めて行ければと思います。

 最後になりましたが、このような貴重な機会を与えていただいた大鳥教授、そして留守中の病棟管理をして頂いた大学院の先生方、フレッシュマンの先生方、病棟スタッフ皆様にこの場をお借りし御礼申し上げます。

 

 

 

第32回日本脊椎インストゥルメンテーション学会参加報告

船橋市立医療センター 鈴木 諒(令和2年卒)

この度、11月24・25日に鳥取県の米子コンベンションセンターで開催された第32回日本脊椎インストゥルメンテーション学会に参加させて頂きましたのでご報告します。 

本学会は脊椎分野における手術手技に関するテーマが多く、今年度から外病院でのローテートを開始した自分にとって、知識・手技の向上に繋がる発表ばかりでした。また、色んなセッションにおいて当医局からの発表者が多く、改めて千葉大学整形外科の勢いを感じました。

 

個人的としては、昨年度の大阪での当学会においてポスター発表をさせて頂きましたが、今回は一般演題として「腱鞘巨細胞腫との鑑別に難渋した腰椎滑膜嚢胞の1例」を発表させて頂きました。昨年とは違う形での発表でかなり緊張致しましたが、指導医の先生のご指導のおかげで乗り切ることができました。 また、他医局の先生方からいくつかのご質問を頂き、自身では気づけなかった違う視点からのアプローチもあることが分かり大変勉強になりました。

 

発表が終わった後には、偉大なる諸先輩方と打ち上げを行い、鳥取県が誇る松葉ガニ・牛骨ラーメンも食べることができたのも大変良い思い出になりました。

 

今回の実り多い学会に参加し得た知識・経験を、今後の日常診療に活かせるよう精進して参ります。最後に、今回発表するに当たってご指導して頂いた土屋流人先生、留守中に病棟管理をして頂いた船橋市立医療センター整形外科の先生方・病棟スタッフ皆様に御礼申し上げます。

 

 

 

第32回日本脊椎インストゥルメンテーション学会参加報告

R3卒 間 光司

2023年11月24日から25日にかけて米子コンベンションセンター(鳥取県米子市)にて開催された第32回日本脊椎インストゥルメンテーション学会に参加致しましたので、僭越ながらフレッシュマンの間が御報告させて頂きます。

 

今回はCOVID-19の制限が解除され、完全現地開催となっていったため多くの参加者で賑わっておりました。

フレッシュマンからは私を含め4人が演題を頂き、全員口頭発表させていただきました。

 

私にとって初めての学会発表でしたので右も左もわからないところから大学教官の井上先生にご指導いただきました。

井上先生にはお忙しい中、スライド作成のイロハのイから教えていただきました。私の疑問にひとつひとつ丁寧にご指導いただき、なんとかスライドを完成させることができました。

 

発表当日は大変緊張しましたが、大鳥教授をはじめたくさんの千葉大整形の先生方が会場にいらしておりましたので、少しだけ安心することができ無事発表を終えることができました。

 

また千葉大脊椎班の懇親会にも参加させていただき、大学の先生方だけではなく外病院の先生方ともお話しでき、大変有意義な時間でした。

 

まだまだ至らぬ点ばかりとは思いますが、今回の学会でのスライド作成や発表の経験を今後に生かしていきたいと思います。

 

最後になりましたが、このような貴重な機会を与えていただいた腰椎グループの先生方、発表を指導して下さった先生方、ありがとうございました。この場をお借りして感謝申し上げます。