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第49回千葉スポーツ医学研究会開催報告

更新日 2020.1.21

平成24年卒
堀井真人

 2019年1月18日(土)に千葉大学医学部附属病院3階 ガーネットホール(大講堂)にて、第49回千葉スポーツ医学研究会が開催されました。今年も、18演題と多くの一般演題が発表されました。運動器スポーツ傷害の治療や予防に関する活発な議論が今年も行われました他、新設されましたスポーツメディクスセンターを初め、スポーツ現場で御活躍されております先生方の現場支援や人材育成に関する活動報告もありました。医療者がスポーツ現場に関わる活動の多様性を学べる機会となりました。

 

 さらに、特別公演として「足関節・足部スポーツ傷害に対する治療―Shock Wave治療から手術治療まで―」と題して船橋整形外科病院スポーツ医学・関節センタースポーツ下肢部門部長の高橋謙二先生、「スポーツ膝半月板損傷治療の課題と解決に向けた研究開発」と題して大阪大学大学院医学系研究科スポーツ医学教授の中田研先生より大変勉強になるご講演をいただきました。

 

 日常診療にてスポーツ外傷等に携わっている医師、看護師、理学療法士の方々、またスポーツ現場で活躍されている、あるいはスポーツ医学・スポーツ整形の診療に当たられている多くの医師、理学療法士、トレーナーの方々、また、スポーツ医学に興味を持っている学生など多岐に渡る方々にご参加いただきました。例年に劣らない大変盛況のうちに終えられたことを感謝申し上げます。

 スポーツ医学の発展を多職種の多くの人々が議論し、情報交換をしながら、交流を深めることができたと感じております。ここ最近は参加者も増加傾向で年を追うごとに会の充実を感じ、本会が千葉県のスポーツ医学をより一層向上、充実させていく大変有意義なものであると再認識しております。

 

 来年度も開催予定となっておりますので、スポーツ医学やスポーツ現場での活動にご興味のある多くの方のご参加をお待ちしています。千葉県のスポーツ医学をより盛り上げていきましょう。