令和3年度(第34回)中冨健康科学振興財団研究助成に採択されました
更新日 2022.2.22
平成21年卒 瓦井裕也
この度、令和3年度(第34回)中冨健康科学振興財団 研究助成に採択されましたのでご報告させていただきます。
今回採択された研究は、「慢性腰痛症に関わるDNAメチル化プロファイルのエピジェネティクス解析」になります。DNA メチル化の異常は悪性腫瘍や神経変性疾患、自己免疫疾患をはじめとする多くの疾患の 原因となることが知られており、近年痛みの慢性化が脳や脊髄などの中枢神経系のエピジェネティクスに影響を与えることが明らかとなっております。本研究をすすめることで、慢性腰痛が椎間板の遺伝子ネットワークのエピジェネティックな修飾によって調整されているという仮説を検証できればと考えております。
日頃よりご指導いただいております大鳥精司教授、中村順一先生、萩原茂生先生、またグループの垣根を越えてアドバイスを頂いております教官の先生方、一緒に実験を行っている股関節リウマチグループの大学院生、そしてこのような支援プログラムを執り行っている関係者の方々に改めましてこの場をお借りしてお礼を申し上げます。
今後ともご指導ご鞭撻の程宜しくお願い申し上げます。