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第13回 JASA (Japan Association of Spine Surgeons with Ambition)のBest Discusser Awardを受賞して

更新日 2025.8.8

H29卒 大山秀平

 2025年8月2日・3日に福島県郡山のホテルハマツにて開催された第13回JASA(Japan Association of Spine Surgeons with Ambition)において、Best Discusser Awardをいただきましたのでご報告いたします。

 JASAは大鳥教授をはじめとする諸先生方により設立された、50歳以下の脊椎外科医を対象とした研究会です。本年はJASA初の東北開催・共同開催となり、福島県立医科大学の渡邉和之先生と広島大学の中前稔生先生が当番世話人を務められ、「Competition and Collaboration」というJASAらしいテーマのもと、活発な議論が交わされました。

 JASAの最大の魅力であるDiscussion timeでは、4-5名ごとの発表後に設けられた30分の質疑応答に多くの参加者がマイク前に列を作り、時間内に全ての質問を消化できないほどの熱気がありました。

 千葉大学からは折田先生、牧先生、穂積先生、北川先生、そして私が参加し、北川先生は「転移性脊椎腫瘍術後HRQoLの改善予測における術前QoLの重要性:機械学習予測モデルの構築と検証」のご発表をされました。また、折田先生は年齢制限により本年度がJASAでの最後のご参加となり、卒業挨拶を通じてこれまでのJASAとの歩みを語られました。そのような節目の年に、私がこのような賞を頂けたことを大変光栄に思っております。

 同世代の脊椎外科医の先生方と真剣に議論し、親交を深めることができた今回の経験は、受賞以上の大きな財産となりました。今後もJASAの偉大な先輩方に追いつけますよう研鑽を続けてまいります。今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  • 折田先生ご挨拶
  • 大山挨拶
  • 千葉大学集合写真