平成29年7月1、2日の2日間にわたり尼崎において、整形外科痛みを語る会が開催されました。この会は毎年開催されており、全国の疼痛研究に従事するエキスパートが臨床・基礎研究発表を行う会であります。大変恐れ多いことですが、優秀口演賞を受賞させて頂きましたのでご報告させていただきます。
　今回、私は「サルコペニアにおける酸化ストレスの関与および抗酸化剤の効果の検討 」について発表させていただきました。疼痛とは全く関係のない内容でしたが、近年注目されているサルコペニアがテーマであり、貴重なご質問やご意見をいただきました。今回得ることができた知見は、今後の研究に参考にさせていただく所存です。また、同門から阿部幸喜先生もシンポジストとしてご発表され、すばらしい質疑応答を繰り広げられました。夜は大阪の街に繰り出し、お好み焼きを堪能することができ、学問だけでなく、非常に有意義な会となりました。
　最後になりますが、このような研究を支えてくださいます、大鳥精司教授、折田純久先生、稲毛一秀先生をはじめとした教官の先生方、同門の先生方に改めましてこの場をお借りしてお礼を申し上げます。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。