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第29回ちば脊椎カンファレンス 開催報告

更新日 2017.7.6

第29回ちば脊椎カンファレンス 当番世話人 / 国保松戸市立病院 脊椎脊髄センター
宮下 智大

時下、皆様におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
 平成29年7月1日(土)にAPAホテル&リゾート 東京ベイ幕張にて第29回ちば脊椎カンファレンスを開催いたしました。
 千葉県内のみならず県外も含め71名の先生方のご参加をいただき、 盛会のもとに無事終了しましたのでご報告いたします。

 特別講演は、武蔵野赤十字病院 副院長・整形外科部長の山崎隆志先生より、「脊椎手術における工夫と安全な進歩」のご講演を賜りました。
 多くの症例を手術されていく中で、いかに安全に手術を行っていくかを経験と理論に基づいて工夫を繰り返していかれた過程を興味深いスライドを交えながら解説いただきました。また、医療安全に対する取り組みもお話しいただき、大変勉強になりました。

 研究発表では、千葉大学整形外科 井上雅寛先生に、「腰椎固定術後の隣接椎間障害に対する文献的考察」をご発表いただきました。膨大な数の文献のレビューをわかりやすくまとめていただき、明日からの臨床ですぐに役立つ内容をご講演いただきました。

 一般演題として、脊椎手術の経験豊富な先生方から8演題のご発表をいただきました。
 どの演題も内容のレベルが高く、活発な討議が行われました。

 今回のカンファレンスを成功裏に終えることができたのも皆様のおかげと存じます。
 多くの先生方に演題のご発表やカンファレンスへのご参加・応援をいただき、大変心強く感じました。
 皆様に深く感謝申し上げます。