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JOSKAS 2017 参加記

更新日 2017.7.7

平成22年卒
小川 裕也

 2017年6月22日~24日に北海道札幌市の札幌コンベンションセンターにおきまして、第9回日本関節鏡・膝・スポーツ整形外科学会-JOSKAS 2017-が開催されました。この学会は、2009年に日本膝関節学会と日本関節鏡学会が統合したもので、全国各地の関節鏡手術・膝・スポーツ医学に関わる医療者が広く参加する大規模な学会です。この場をお借りしまして、学会参加報告をさせて頂きます。

 セッションは講演、シンポジウム、パネルディスカッション、一般口演、ポスターなど様々な形式で構成され、各々で大変な盛り上がりを見せておりました。当教室・同門の先生方も非常に多くの演題を発表され、白熱した質疑応答が繰り広げられた光景が印象的でした。
 学会初日の夜は千葉大学整形外科医による懇親会が開催され、多くの同門の先生方にご参加頂きました。先生方の近況を伺い、こちらも大変な盛り上がりを呈しておりました。学会参加を通して、医師として研究者として、非常に刺激を受けた3日間だったと思います。
 今後とも同門の先生の御指導、ご鞭撻を賜りながら研究、臨床に励んで参りたいと思います。以下同門の先生の演題(演者のみ)を列挙させていただきます(順不同にて失礼します)。

 

関連施設 発表演題一覧 (敬称略)
・小中学生における膝・踵部の疼痛発生率の調査および下肢柔軟性と疼痛発症との関連の解析
○榎本 隆宏1, 赤木 龍一郎1, 山口 智志2, 佐藤 祐介1, 中川 量介1, 木村 青児1, 小川 裕也1, 佐粧 孝久3(1.千葉大学大学院医学研究院 整形外科学, 2.千葉大学 国際教養学部, 3.千葉大学 予防医学センター)
・小中学生における下肢柔軟性と膝および踵部の疼痛有病率の関係に関する横断的解析
○赤木 龍一郎1, 山口 智志1,2, 榎本 隆宏1, 佐藤 祐介1, 中川 量介1, 木村 青児1, 小川 裕也1, 貞升 彩1, 佐粧 孝久1,3(1.千葉大学大学院医学研究院 整形外科, 2.千葉大学 国際教養学部, 3.千葉大学 予防医学センター)
・リバース型全人工肩関節置換術におけるO-arm Navigationの有用性の検討
○佐々木 裕1, 村松 佑太1, 落合 信靖2(1.聖隷佐倉市民病院 整形外科, 2.千葉大学医学研究院 整形外科)
・肩甲下筋の介在により徒手整復不能であった肩関節前方脱臼の1例
○山口 毅1, 落合 信靖2(1.千葉市立青葉病院 整形外科, 2.千葉大学大学院医学研究院 整形外科学)
・鏡視下に切除した膝関節内骨軟骨腫の一例
○久保田 憲司1, 赤木 龍一郎1, 佐藤 祐介1, 中川 量介1, 榎本 隆宏1, 木村 青児1, 山口 智志1, 渡辺 淳也2, 佐粧 孝久1(1.千葉大学大学院医学研究院 整形外科学, 2.東千葉メディカルセンター)
・長母趾屈筋腱内ガングリオンに対する鏡視下切除術後に再発した1例
○遠藤 純1, 葛城 穣1, 山口 智志2(1.さんむ医療センター, 2.千葉大学大学院医学研究院 整形外科学)
・Isotropic 3D-MRIによる前十字靭帯再建術後の経時的骨孔内グラフト移動の評価
○佐藤 祐介, 佐粧 孝久, 木村 青児, 小川 裕也, 榎本 隆宏, 中川 量介, 赤木 龍一郎, 山口 智志(千葉大学大学院医学研究院 整形外科学)
・変形性膝関節症の早期診断と治療戦略
○渡辺 淳也1,2, 青木 保親1,2, 中嶋 隆行1,2, 高澤 誠1,2, 久保田 剛1,2, 佐粧 孝久3, 落合 信靖3, 山口 智志3, 赤木 龍一郎3, 大鳥 精司3(1.千葉大学大学院 医学研究院 総合医科学講座, 2.東千葉メディカルセンター 整形外科, 3.千葉大学医学部 整形外科)
・肩鏡視下腱板修復術のMRIによる術後中期以降の経時的変化
○佐々木 康人, 落合 信靖, 秋本 浩二(千葉大学大学院医学研究院 整形外科学)
・膝前十字靭帯損傷手術患者における受傷後の顆間窩骨棘発生時期の検討
○中川 量介1, 赤木 龍一郎1, 榎本 隆宏1, 佐藤 祐介1, 木村 青児1, 山口 智志1,2, 佐粧 孝久1,3(1.千葉大学医学部附属病院 整形外科, 2.千葉大学国際教養学部, 3.千葉大学予防医学センター)
・鏡視下腱板修復術を施行した腱板大・広範囲腱板断裂における術前肩甲上神経障害の術後変化についての検討
○落合 信靖1, 菅谷 啓之2, 高橋 憲正2, 松木 圭介2, 佐々木 康人1, 秋本 浩二1(1.千葉大学大学院医学研究院 整形外科, 2.船橋整形外科スポーツ医学・関節センター)
・自家薄筋腱を用いた鏡視下前脛距靭帯再建術を施行した1例
○東山 礼治1,2, 相川 淳1, 岩瀬 大1, 南谷 淳1, 関口 裕之1, 高野 昇太郎1, 髙田 研1, 武井 正一郎1, 木島 丈博2, 渡邉 英一郎2, 髙相 晶士1(1.北里大学医学部 整形外科, 2.富士整形外科病院 整形外科)
・レムナントを部分的に修復しながら同種腸脛靭帯による鏡視下ATFL再建術を施行した1例
○東山 礼治1, 相川 淳1, 岩瀬 大1, 南谷 淳1, 善平 哲夫2, 関口 裕之1, 高野 昇太郎1, 髙田 研1, 武井 正一郎1, 黒田 晃義1, 髙相 晶士1(1.北里大学医学部 整形外科, 2.町田市民病院 整形外科)
・母趾種子骨障害に対し関節鏡視下摘出術を施行した2例
○木島 丈博1, 東山 礼治1,2, 渡邉 英一郎1(1.富士整形外科病院, 2.北里大学 整形外科)
・ACL再々断裂を受傷したサッカー選手に対して同種他家組織を使用したACL再々再建術およびALL再建術を施行した1例
○北原 聡太1, 東山 礼治2, 小川 裕也1, 宮城 仁1, 原田 義忠1, 井上 玄2, 髙相 晶士2(1.千葉県済生会習志野病院 整形外科, 2.北里大学 整形外科)
・上腕骨大結節骨折変形治癒に対する鏡視下手術
○高橋 憲正, 菅谷 啓之, 渡海 守人, 大西 和友, 星加 昭太, 濱田 博成, 森岡 健, 竹内 康剛(船橋整形外科 スポーツ医学・関節センター)
・身体機能不全による肩関節障害
○高橋 憲正1, 菅谷 啓之1, 高村 隆2, 渡海 守人1, 大西 和友1, 星加 昭太1, 濱田 博成1, 竹内 康剛1(1.船橋整形外科病院 スポーツ医学・関節センター, 2.船橋整形外科病院 スポーツ医学・関節センター 特任理学診療部)
・CR-TKAにおけるPCLの形態の研究
○東 秀隆, 金山 竜沢, 白土 英明, 田巻 達也, 宗像 良和, 二宮 太志(船橋整形外科病院)
・人工膝関節置換術における伸展・屈曲ジョイントライン維持とギャップ調整
○金山 竜沢, 東 秀隆, 二宮 太志, 宗像 良和(船橋整形外科病院)
・女子トップリーグ所属バスケットボール選手に対する前十字靭帯再建術
○蟹沢 泉1, 土屋 明弘1, 高橋 謙二1, 酒井 洋紀1, 山浦 一郎1, 浅井 重博1, 福田 秀明1, 髙橋 達也1, 宝亀 淳2(1.船橋整形外科病院 スポーツ医学・関節センター, 2.倉内整形外科病院)
・有痛性足関節内果副骨障害に対する鏡視下摘出術の治療経験
○永嶋 良太, 土屋 敢(北千葉整形外科 スポーツ医学・関節外科センター)
・2重束ACL再建グラフトと正常ACLとの比較 ―術直後両側MRIでの検討―
○岩崎 潤一, 森川 嗣夫, 藤田 耕治, 山崎 博範(誠馨会千葉メディカルセンター 整形外科・スポーツ医学センター)
・二重束ACL再建術における脛骨PLB骨孔から経脛骨法で作成したAMB大腿骨孔長の検討 -Outside-In法との比較-
○土屋 敢, 永嶋 良太(北千葉整形外科スポーツ医学・関節外科センター)
・術後3D-MRIでの解剖学的再建ACLと健側ACLとの相違
○岩崎 潤一, 森川 嗣夫, 藤田 耕司, 山崎 博範(誠馨会千葉メディカルセンター 整形外科・スポーツ医学センター)
・当院における肩鎖関節脱臼に対する鏡視下烏口鎖骨靭帯再建術の短期成績
○山崎 博範, 藤田 耕司, 岩崎 潤一, 森川 嗣夫(千葉メディカルセンター 整形外科)
・Anatomical joint lineを有する後十字靭帯温存(CR)型TKAの短期臨床成績の比較検討
○宮城 仁, 原田 義忠, 北原 聡太(済生会習志野病院 千葉関節外科センター)
・Journy2CR型のPosterior Femoral Off-set Ratioの検討
○常泉 吉一(千葉県千葉リハビリテーションセンター 整形外科)
・All-insideで行った外側半月板横断裂に対する半月板縫合術
○星 裕子, 川口 佳邦(成田赤十字病院)
・膝蓋骨脱臼症例における脛骨粗面滑車溝間距離と膝蓋骨高位の意義
○中川 晃一, 齊藤 雅彦, 中島 新, 園部 正人, 小山 慶太, 山本 景一郎(東邦大学医療センター 佐倉病院 整形外科)
・大学女子サッカー部への傷害調査の試み
○村松 佑太1, 佐々木 裕1, 和田 佑一2(1.聖隷佐倉市民病院 整形外科, 2.帝京大学 ちば総合医療センター 整形外科)
・絹フィブロインスポンジに播種したヒト滑膜細胞の軟骨分化能の検討 ○中川 晃一, 齊藤 雅彦, 中島 新, 園部 正人(東邦大学医療センター 佐倉病院 整形外科)
・中高年者の解剖学的2重束前十字靭帯再建術における術後移植腱の成熟度の検討 ー若年者との比較ー
○齊藤 雅彦, 中島 新, 園部 正人, 小山 慶太, 山本 景一郎, 中川 晃一(東邦大学医療センター 佐倉病院 整形外科)
・解剖学的2重束前十字靭帯再建術における骨孔位置が後外側束の成熟に与える影響の検討
○齊藤 雅彦, 中島 新, 園部 正人, 小山 慶太, 山本 景一郎, 中川 晃一(東邦大学医療センター佐倉病院 整形外科)
・解剖学的二重束前十字靭帯再建術における経骨孔法で作成した大腿骨孔のTransparent 3D-CTを用いた解析
○向山 俊輔, 下山 勝仁(沼津市立病院 整形外科)
・Reduction of tibiofibular syndesmosis in ankle malleolar fractures -Comparison between positioning screw and suture-button device-
○Seiji Kimura1, Satoshi Yamaguchi2, Jun Endo3, Ryosuke Nakagawa1, Ryuitiro Akagi1, Takahisa Sasho4(1.Department of Orthopaedic Surgery, Chiba University Graduate Scool of Medicine, Japan, 2.College of Liberal Arts and Sciences, Chiba University, Japan, 3.Sanmu Medical Center, Japan, 4.Center for Preventive Medical Sciences, Chiba University, Japan)
・Non-radiographic Measurement of Hallux Valgus Angle using Self-photography
○Satoshi Yamaguchi1,2, Seiji Kimura2, Ryosuke Nakagawa2, Aya Sadamasu2, Ryuichiro Akagi2, Yasunori Sato3, Takahisa Sasho2,4, Seiji Ohtori2(1.Collage of Liberal Arts and Sciences, Chiba University, Japan, 2.Department of Orthopaedic Surgery, Graduate School of Medicine, Chiba University, Japan, 3.Chiba University Hospital Clinical Research Center, Japan, 4.Center for Preventive Medical Sciences, Chiba University, Japan)
・Recognition and incidence of peroneal tendon dislocation associated withtalar fractures
○Aya Sadamasu, Satoshi Yamaguchi, Seiji Kimura, Ryosuke Nakagawa, Takahiro Enomoto, Yusuke Sato, Ryuichiro Akagi, Takahisa Sasho(Department of Orthopaedic Surgery, Graduate School of Medicine, Chiba University, Japan)