Seminar/Column

セミナー/コラム

関東整形災害外科学会月例会 第686回整形外科集談会東京地方会 参加記

更新日 2017.9.26

伊藤 竜(H27年卒)

2017年9月23日に東京都千代田区のパレスサイドビルで開催された関東整形災害外科学会月例会 第686回整形外科集談会東京地方会に参加致しましたので、この場をお借りして参加報告させていただきます。

同門からは阿部幸喜先生(H9年卒)、藤本和輝先生(H19年卒)、木下英幸先生(H24年卒)、私の4人が口演を致しました。口演時間5分、討論時間3分で構成され、演題内容はsports、股関節、脊椎、hand、肩など幅広い領域にまたがっておりました。討論では大変な盛り上がりを見せており、鋭い質問も飛び交う程でした。私個人と致しましては入局後初めての学会発表であり、緊張して思うような発表はできませんでしたが、演者側からの景色を体験することができ、良い経験を積ませていただきました。学会発表を通じて、自分の未熟さを痛感したのと同時に、より一層精進に励んでいきたいと思いました。最後にこのような学会発表の機会を与えてくださいました腰グループの先生方に、この場をお借りして心より感謝申し上げます。

 

 

以下に同門の先生方の演題を列挙させていただきます(筆頭演者のみ、順不同)。

 

・立位脊柱伸展時のみに下肢脱力を呈するepiconus syndromeに対し前後合併椎体固定術を施行し改善した1例

                            阿部幸喜先生

 

・化膿性脊椎炎後の進行性破壊性脊椎炎に対してインプラントを用いた前後合併椎体間固定を行い骨癒合を得た1例   

                            藤本和輝先生

 

・術前デノスマブ投与が著効した脊椎骨巨細胞腫の一例

                            木下英幸先生

 

・胸腰椎真菌性脊椎炎の腰椎手術後保存加療中に、胸椎小感染巣の増悪による下肢麻痺を生じ追加手術に至った1例

                            伊藤竜