第72回 ASSH(American Society for Surgery of the Hand) 参加記
更新日 2017.10.7
2017年9月7日~9日に米国サンフランシスコで開催されたASSH(American Society for Surgery of the Hand)に参加致しました。
今回の学会には、大学から國吉一樹先生(H7卒)、鈴木崇根先生(H11卒)、松浦佑介先生(H15卒)、廣澤直也先生(H20卒)、小曽根英先生(H21卒)、山崎厚郎先生(H22卒)、松山善之先生(H22卒)と私が参加致しました。大学以外の同門では岩倉菜穂子先生(H14卒)と途中から合流し、また東邦大佐倉病院所属の谷口慎治先生(H22卒)も参加されました。
当学会は世界各国から手外科や形成外科が集まる学会ですが、best paperに廣澤先生の研究が選出されました。千葉大学の手外科から2人目の快挙と伺っております。本当におめでとうございます。
初日のオープニングセレモニー、会長講演から参加し、その後のbest paper sessionを拝聴いたしました。
best paperは他に5演題あり、最近トピックのコラゲナーゼの話題や部分手関節の成績についての発表があり、基礎実験では大阪大学のノイロトロピンによる神経再生効果に関する研究もありました。比較的身近な話題が多いという印象でした。
廣澤先生が卒業された後は、私が研究を引き継いで行いますが、気を引き締めて、頑張ります。
最後になりましたが、このような貴重な機会を与えていただきました大鳥精司教授に心より御礼申し上げます。
また大学での留守を引き受けて下さった、赤坂先生、姫野先生、フレッシュマンの先生方に心より御礼申し上げます。
以下、同門の先生、関連病院の先生からの演題を列挙させていただきます。
(順不同にて失礼いたします。)
oral presentation
- 廣澤直也
Basic Fibroblast Growth Factor-induced Heme Oxygenase-1 mRNA Expression Underlies Therapeutic Benefits of Vein Wrapping
e-poster
- 國吉一樹
Efficacy of extracorporeal shock wave therapy as a novel conservative therapy for Kienböck disease.
- 山崎厚郎
Evaluation of the cross-sectional areas of the A1 pulley lumen region under traction of the digital flexor tendon: A Cadaveric Anatomical Study.
- 谷口慎治
Consideration of MRI and nerve conduction velocity of the carpal tunnel syndrom