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AAOS(American Academy of Orthopaedic Surgeons)2018 Annual Meetingに参加して

更新日 2018.3.20

平成21年卒
秋本浩二

 2018年3月6日から10日まで、アメリカのニューオーリンズで開催されましたAAOS 2018 Annual Meetingに参加致しましたので、ご報告させて頂きます。

 千葉大学の肩グループからは、落合信靖先生(H10卒)、秋本浩二(H21卒)の2名が参加し、同門肩・肘グループからは森石丈二先生(船橋整形外科市川クリニック、S56卒)、菅谷啓之先生(船橋整形外科、S62卒)、松木圭介先生(船橋整形外科、H8卒)がご参加されました。また、他グループの同門の先生方も多数ご参加されました。

 AAOSは世界最高峰の整形外科学会とされ、本年はルイジアナ州南部に位置するニューオーリンズ・コンベンションセンターで開催され、本年も学会場の規模・演題数・機械展示の多さなど驚くべき規模で行われておりました。

 発表は、菅谷先生がInstructional Course Lectureのpresenterを務められ、また「Arthroscopic Soft tissue Stabilization for Traumatic Anterior Shoulder Instability in Elite Collision Athletes : Is it Sufficient?」を口演され、松木先生の「Fatty Degeneration of the Cuff Muscles can Improve after Successful Rotator Cuff Repair: Quantitative Analysis Using T2 Mapping Technique」、落合先生の「Evoked Action Potential is Effective for Evaluating Muscle Activity in the Rotator Cuff Tear」「Concomitant neuropathy is the risk factor of re-tear in arthroscopic rotator cuff repair in large to massive rotator cuff tear」、私の「MRI Evaluation of Mid-Term Repair Integrity after Arthroscopic Rotator Cuff Repair」がポスターで発表されました。同門のその他のグループからもいくつもの口演、ポスター発表がなされ、当教室の発信力の強さを改めて感じました。

 学会の合間には、Jazz発祥の地でもあるニューオーリンズの古き良きアメリカの文化(食事や音楽など)を堪能させていただきました。来年はラスベガスで開催予定であり、また是非参加したいと考えています。

 最後になりましたが、このような貴重な機会を与えて頂きました大鳥精司教授、諸先生方、並びに大学での留守番を引き受けご協力してくださった先生方に深く御礼申し上げます。