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千葉県運動器エコー研究会セミナー(ハンズオンセミナー・特別講演)を開催しました

更新日 2018.4.4

 平成30年3月21日(水・休)に運動器エコーハンズオンセミナーおよび特別講演会を開催致しました。

 2016年に千葉県運動器エコー研究会が発足し、今回で4回目のハンズオンセミナー、2回目の特別講演となりました。当日は31名のご参加をいただき、運動器エコー総論、運動器構成体の見え方、肩関節・肘関節・足関節それぞれの講義とハンズオンを行いました。参加者は、総合診療科・整形外科・内科など複数の科にわたる先生方でした。

 今回、総合診療内科の先生方のご参加を多くいただいたように、運動器エコーはその簡便性と有用性から、整形外科領域のみではなく、幅広い初期診断のツールとして、その位置を高めつつあります。

 特別基調講演には、麻酔科でブロック治療から拘縮肩まで幅広く診療されている朴基彦先生を神戸からお招きし、ハイドロリリースからサイレントマニピュレーションまで、最先端のお話をお聞かせいただきました。

 皆様のご感想からも、その有用性をご理解いただいたコメントが多く、このような会を用いて、同門の皆様へも最新の情報をお届け致したいと思っております。

 なお、次回開催は、平成30年9月2日(日)午後に、ハンズオンセミナー(場所:千葉労災病院)を予定しております。今までご参加いただけなかった先生方もぜひご参加いただければと思います。今後ともよろしくお願い申し上げます。

 

千葉県運動器エコー研究会 

会長 國吉 一樹

幹事 守屋 拓朗

参加者の声

千葉大学医学部総合診療科 鋪野 紀好 助教

 

 外傷を含めた運動器疾患は総合診療領域でも高頻度に経験します。そのため今回のハンズオンセミナーは、翌日からの診療に活かせる内容に富んでおり、大変勉強になりました。知人にもお薦めしたい内容です。ご参加させて頂き誠にありがとうございました。

 

千葉県こども病院整形外科 渡辺 丈 先生

 

運動器エコー研究会・ハンズオンセミナーに参加して

 3月21日に運動器エコー研究会・ハンズオンセミナーに参加してきました。セミナーは運動器のエコーの基礎から、肩関節・足関節捻挫のエコーや穿刺の実際について、エコーを当てながらレクチャーしていただき、大変勉強になりました。

 その後はパクペインクリニックの朴基彦先生のご講演がありました。特にサイレントマニピュレーションは初めて聞く治療で、患者様の満足度の高さと、その治療を求めて他県からも来院される患者様がいることに驚嘆しました。改めて患者様の要望に寄り添い、応えていくことが大事と思いました。

 今回のセミナーに誘っていただきました千葉労災病院守屋拓朗先生をはじめ、コニカミノルタ株式会社様にこの場をお借りして御礼申し上げます。