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2018 Sino-Japan Forum for Spinal Deformity (Wuzhou Guest House Shenzhen Hall)に参加して

更新日 2018.8.11

千葉大学大学院医学研究院 整形外科
大鳥精司

2018年8月10-11日に中国Shenzhenで開催されましたSino-Japan Forum for Spinal Deformity (Wuzhou Guest House Shenzhen Hall)に参加いたしましたのでご報告申し上げます.獨協医科大学と北京大学Shenzhen医院の交流があり,今回は,Prof BS Yuと種市洋先生が会長をされました.光栄にも今回小生,日本の代表団の一員として参加させて頂きました.日本からの参加者は,野原裕先生,種市洋先生,清水敬親先生,松本守雄先生,金村徳相先生,戸川大輔先生,竹内大作先生,苛原航先生,宮浦太志様,そして小生の10名であります.中国Shenzhenは中国の最南端に位置する街ですが,大変近代化されており,驚かされました.また北京大学Shenzhen医院の見学も行いましたが,ハード,ソフト面でもほぼ日本と同等か,一部日本を凌駕している部分もございました.

 

学会でも,多くのディスカッションが行われ,日中の交流が大変深まったと思っております.お互いの問題点として日本は症例が分散しており,ビッグデータの欠如を感じました.逆に中国は,多くの症例,手術症例数がありますが,診断等においてはまだまだ問題点があると感じました.将来お互いの欠点を補いながら進んでいくことが重要であり,ますます交流の必要性を感じた次第です.是非,多くの若手先生が,今後も世界に目を向け羽ばたいていただくことを切に願います.

 

学会留守中,業務をお願い致しました医局員一同に深く御礼申し上げます.