2019年1月19日(土)に第1回 千葉側弯症研究会をさせていただきましたのでご報告させていただきます。

本会は、千葉県済生会習志野病院 井上雅俊先生のご発案により発足した研究会で今回が第1回目の開催でした。記念すべき第1回ということで、千葉大学整形外科側弯症グループの先生方より、側弯症の歴史と学校検診(聖隷佐倉市民病院 南昌平先生)、診察のcheck point(小生)、病態と自然経過(聖マリアンナ医科大学 赤澤努先生)、装具療法(中田整形外科 中田好則先生)、手術療法-後方-(千葉県済生会習志野病院 井上雅俊先生)、手術療法-前方-(聖隷佐倉市民病院 小谷俊明先生)、Growing rod(北里大学医学部整形外科学 高相晶士先生)、VEPTR(聖隷佐倉市民病院 小谷俊明先生)といった幅広い内容でのご講演を賜りました。すべての講演が学会の教育研修講演レベルの内容で、1日で側弯症の基礎から最新の知見まで幅広く学ぶことができ、非常に有意義な会だったと感じました。また質疑応答も大いに盛り上がり、座長の労をお取りいただいた、いそべ整形外科 磯辺啓二郎先生、北里大学医学部整形外科学 高相晶士先生、中田整形外科 中田好則先生に深く御礼申し上げます。参加者は60名を超え、県外から筑波大学、北里大学、聖マリアンナ医科大学の先生方にも多くご参加いただきました。さらに懇親会も大いに盛り上がり、様々な先生方と親睦を深めることができました。

最後に、開催にご協力いただきましたメドトロニックソファモアダネック株式会社および株式会社田中医科器械製作所の皆様、大鳥精司先生、古矢丈雄先生、折田純久先生、牧聡先生、志賀康浩先生をはじめ大学脊椎グループの先生方に御礼申し上げます。