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第64回サッカードクターセミナーに参加して

更新日 2019.3.17

千葉大学整形外科
中嶋 啓文

3/16,172日間に渡り第64回サッカードクターセミナーに参加してきました。
初期研修医の頃からこのセミナーがあることを知っており、今回初めて参加することが出来ました。


私は小学校3年生の頃からサッカーを始めており、それから約20年以上サッカーしかやってきませんでした。そのため、将来はサッカーに携われるような仕事をしたいと思い、医学部に入学し整形外科の道を選択しました。
千葉大学整形外科に入局して以降、大学サッカーや高校サッカー選手権の会場ドクターを経験させてもらい、スポーツに携われる喜びを真に感じておりました。ただ、チームドクターなどの選手と直に関わる仕事はしたことがなかったため、サッカードクターセミナーに参加し現場の仕事を勉強させて頂きたいと考えていました。
セミナーの初日は、メディカルチェックの重要性を内科や外科的な視線でレクチャーして頂いたり、実際にチームドクターとして帯同した先生方のお話を聞かせてもらい、さらにJFA医学委員 宮川俊平先生の特別講演を聞かせてもらいました。
2日目にはJリーグクラブチームにおけるメディカルチェックの実際について勉強させて頂きました。
どの講義もとても勉強になり、より一層スポーツドクターとして働きたいという気持ちが強くなりました。
また今回、千葉大学整形外科の同門であります千葉メディカルセンター 森川嗣夫先生がAFC Distinguished Service AwardGold)を受賞されました。森川先生は長年に渡り日本代表のチームドクターとして活躍され、サッカーにおける医学的なサポート体制を築き上げてきました。森川先生、この度は誠におめでとうございます。私も森川先生のようなチームドクターになれるように日々精進し邁進していきたいと思います。


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日間のサッカードクターセミナーでしたが、私にとっては得るものが多く、本当に参加して良かったと実感しております。まだまだ、未熟で知識もない私ですが、これからもサッカードクターセミナーを通じて少しでもスポーツドクターとしての知識を増やし、次の段階へステップアップ出来たらと考えております。