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日本ペインクリニック学会第53回大会参加記

更新日 2019.7.19

H16卒
折田純久

このたび,熊本にて開催されました日本ペインクリニック学会第53大会に参加して参りました.

会長である熊本大学麻酔科教授の山本達郎先生は千葉大学麻酔科ご出身であり,本大会は”平成から令和へ〜新時代の痛み治療〜”をテーマとして開催されました.

学会では大鳥精司教授が”慢性腰痛の機序と最近の話題”と題うっての招待講演を担当されました.

折田はランチョンセミナーにて”腰痛診療ガイドライン改訂からみる慢性腰痛症の治療戦略”として,これまで編集委員として参画し5月に出版された腰痛診療ガイドライン改訂版の話題を中心に慢性腰痛診療についてのセミナーを行いました.参加者は全て疼痛診療のエキスパート揃いでしたが,熊本県のゆるキャラであるくまモンの助けも得て,なんとか無事に終えることができました.

 

合間に訪れた熊本城は,震災にて崩落した痛々しい石垣が方々に見受けられ復旧にはまだ時間がかかるようでしたが,熊本復興のシンボルとして精力的に復旧作業がなされていたようです.震災から立ち上がり,不屈の意志で前進する熊本の力を浴び,私自身としても今後も精進していきたいと存じます.

 

今後とも同門の先生方のご指導ご鞭撻のほど何卒よろしくお願い申し上げます.