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The 19th Annual Meeting of the PASMISS (Pacific and Asian Society of Minimally Invasive Spine Surgery)Best Oral Presentation Award受賞記

更新日 2019.8.15

平成27年卒
山縣 寛之

 2019年8月7日-11日に中国・蘇州で開催されましたThe 19th Annual Meeting of the PASMISS (Pacific and Asian Society of Minimally Invasive Spine Surgery)に参加しましたので報告致します。

 

 千葉大学からは計6名が発表されました。会期中には台風にも見舞われましたが、それを上回る参加者の熱気で活発な討議が行われました。本学会は中国、日本だけでなく韓国、インドなどアジアの各国が参加しそれぞれの医療のレベルの高さに驚かされました。

 

 また、著者が発表した「Intradiscal pressurized irrigation of saline during interlaminar full-endoscopic lumbar discectomy: analysis of risk factors of eruption of the remnant intradiscal fragment」がBest Oral Presentation Awardを受賞致しましたのでご報告致します。本研究は腰部椎間板ヘルニアの内視鏡術後早期再発を防止するための取り組みとして始まったものです。初めての国際学会でこのような立派な賞をいただけて非常に光栄です。千葉メディカルセンター平山次郎先生のご指導の賜物であります。

 

 非常に有意義な経験をさせていただき、この場をお借りして同行された山縣正庸先生、平山次郎先生、折田純久先生、牧聡先生、井上雅寛先生に御礼申し上げますとともに今後とも引き続き御指導いただけますよう、よろしくお願い致します。

 

 再来年2021年には日本の幕張にて山縣正庸先生の主催でPASMISSが開催されます(HPリンク)。これからも脊椎最小侵襲手術の活発な議論の場として、本会の益々の発展を祈念しております。