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第16回Chiba neuroresearch meetingが開催されました

更新日 2021.2.22

第16回Chiba neuroresearch meetingが開催されました

                                                                                                三浦 正敬 (H26卒)

 

令和3年2月13日に、完全Web開催で第16回Chiba neuroresearch meetingが開催されました。

本会は千葉大学の脳神経外科学、脳神経内科学、整形外科学、精神医学、認知行動生理学、機能形態学、発生再生医学の基礎・臨床の教室合同で行われている研究会です。主に神経領域での基礎研究に関して各教室から最先端の研究発表が行われ、例年活発な議論がされております。

 

本年は各領域から計8演題、整形外科からは腰椎班大学院生の佐藤崇司先生より「MRニューログラフィーとT2マッピングを併用した腰椎神経根障害の診断」、頸椎脊髄班から私が「ラット脊髄慢性圧迫モデルを用いた圧迫性脊髄症の病態解明」という内容で発表させていただきました。

 

さらに、基調講演として「神経障害性疼痛の現状と展望」と題して千葉大学大学院医学研究院脳神経内科学助教の澁谷和幹先生先生、特別講演として「医工学融合研究によるロボットリハビリテーション〜神経障害性疼痛例を含めて〜」と題して筑波大学医学医療系リハビリテーション科准教授の清水如代先生より大変勉強になるご講演をいただきました。

 

他の領域の先生方に鋭い質問をいただき、今後の研究の発展に繋がる大変良い機会となりました。また、他領域の最先端の素晴らしい研究に触れることができ、大変刺激になり貴重な勉強をさせていただきました。多くの先生方にご参加いただき、例年に劣らない盛況のうちに終えられた事を深く感謝申し上げます。

 

コロナ禍で深刻な状況が続く中、ご準備いただきました第一三共株式会社様には厚く御礼申し上げます。また、本年の幹事を賜りました大鳥精司先生、折田純久先生、座長を賜りました古矢丈雄先生に心より御礼申し上げます。

 

来年度も開催予定となっておりますので、神経領域での研究にご興味のある多くの方のご参加をお待ちしております。