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第17回CAOS研究会参加報告記

更新日 2023.3.27

千葉大学整形外科
弓手惇史 (H25卒)

 この度、2023年3月2・3日に金沢大学整形外科准教授の加畑多文先生のもと、ホテル日航金沢で行われました第17回日本CAOS研究会に参加いたしましたのでご報告致します。

 

 

 

CAOSとはComputer Assisted Orthopaedic Surgery の略であり、2007年にコンピューター支援手術の普及を目的に発足した研究会です。

 

 

 

 昨年の第16回の本会にも参加させて頂きましたが、その際に私の出身が金沢大学であることもあり、加畑先生にお声かけ頂いたという縁がありました。AI (Artificial Intelligence)のシンポジウムで発表の機会を頂き、脊髄腫瘍の画像生成におけるAI技術の応用と展望というテーマで発表させて頂きました。現在のAIの発展は目覚ましく、例えば最近流行っているChat GPTに代表されるような新しい技術はすぐに研究に用いられ発表されていきます。金沢大学教授の土屋先生の発表の中で、研究テーマを考える際には整形外科以外の分野からもアイデアを取り入れるとの発言もあり、今後研究を行う際に新しいAI技術のみならず様々な分野にアンテナを張り、積極的に取り入れる必要性を感じました。

 

 

 

 本研究会には千葉大学から私のセッションの座長を務めてくださった牧聡先生や、松浦佑介先生、また同門の赤澤努先生がご発表されていました。

 

 最後にご指導頂きました牧聡先生、直前まで画像生成を行ってくれた丸山先生、日頃からご指導いただいている大鳥教授、古矢先生、大学院生の皆様にお礼を申し上げます。

 

写真:金沢駅前の鼓門