2023年9月23日に韓国ソウルにて開催されたKOSSM(Korean Orthopaedic Society for Sports Medicine)において、JSOA(Japan Sports Orthopaedic Association)とのCombined Meetingに参加いたしましたので、ご報告いたします。

KOSSM-JSOA Combined Meetingは、もともとKOSSM-JOSSM Combined Meetingとして、両学会の交流を深める目的で続いておりました。今回学会の再編成に伴い、JSOAがこの関係を引き継ぐ形となりました。

今回肩グループから、落合信靖先生と寺川文英が参加させていただきました。落合先生はInvited Speakerとして登壇されましたが、他に同門からはTSOCの菅谷啓之先生も同様にInvited Speakerとして発表なさっておりました。

今回KOSSMの会場となったのはSejong University Daeyang AI Centerという場所で、カンナム地区のホテルからバスで15-20ほどの場所になります。日本からは我々以外にも昭和大学や埼玉医科大学から肩の先生方が参加されており、また札幌医科大学や神戸大学などから膝関節の先生方も参加されていました。関節鏡もしくはスポーツに関する発表をメインとした学会で、活発な議論がなされている印象でした。膝に関するスポーツの発表を聞く機会は久しぶりでしたので、下肢の発表も含めてとても勉強になりました。

私個人としては、メイン会場で朝の一番手という緊張する発表となりました。前回6月にも韓国にて学会参加させていただきましたが、やはり英語での発表は慣れないもので（日本語での発表も慣れておりませんが）、あまり思った通りに口は動きませんでした。また今回初めて、学会公式のGala Dinnerに参加させていただきました。酒の入る食事の場で英語を話すことにはとても緊張しましたが、お酒の影響か学会場よりもスムーズに話すことができ、KOSSMの先生方と楽しく交流することが出来ました。海外の先生方と話すことや他大学の先生方と交流することは、自分のモチベーションに大きく関係するもので、今後も精力的に活動したいと思った次第です。

最後になりますが、このような貴重な機会を与えてくださった大鳥精司教授、誘ってくださった落合信靖准教授、留守中に諸対応くださった大学院生諸先輩方、フレッシュマンの先生方、その他同門の先生方に深く御礼申し上げます。

今後ともご指導、ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

落合准教授

寺川

Gala Dinner