骨転移フォーラムに参加致しました
更新日 2024.1.22
NPO法人日本骨転移研究会主催の第11回骨転移フォーラムに登壇する機会をいただきましたのでご報告致します。こちらは10年の歴史を持つ骨転移に関する全国区の研究会で、多職種の演者、聴衆による骨転移全般に関する勉強会です。今回は2024年1月20日に「骨転移診療の現在地を多方面の視点から語る」をテーマに開催され約250名の聴講がございました。
私は「整形外科腫瘍専門医不在施設における骨転移診療」の演題名で整形外科骨転移専門外来に関する発表の機会をいただきました。質疑では若手教育や関連病院への活動拡大、実際の患者のフォロー間隔、原発不明癌の取り扱い等についてご質問をいただきました。
私以外の発表では都立駒込病院病理部の元井亨先生のご発表など、普段なかなか聞く機会がないが実は臨床で大変役に立つ内容のご発表もあり、興味深く聴講させていただきました。引き続き脊椎脊髄病学の診療に並行し、骨転移の診療にも力を入れて一整形外科医としてがん患者の運動器機能の維持に貢献できればと考えております。
最後になりますが貴重な機会を与えてくださいました順天堂大学緩和医療科・整形外科・リハビリテーション科の髙木辰哉先生、日頃よりがん診療では大変お世話になっております帝京大学整形外科河野博隆先生に心より御礼申し上げます。